読売新聞より抜粋
『ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞を「国際協調外交を推進した功績」で、米国のバラク・オバマ大統領(48)に授与すると発表した。
同委のトールビョルン・ヤーグラン委員長は、核軍縮交渉のほか、国連をはじめ多国間の枠組みを重視し、中東和平交渉など、「対話」を促進していることについて、オバマ氏への「支持」を表明。オバマ氏が提唱する「グローバルな問題に取り組むため、みなが責任を分かち合おう」という考えに「ノーベル委員会が108年間、まさしく追求してきた理念だ」と最大限の賛辞を贈った。
授賞には、世界随一の経済力と軍事力を背景にした、ブッシュ前米政権時代の一国主義から決別し、多国間の対話を重視するオバマ氏にエールを送り、米国が国際社会との協調を強めることを促す狙いがある。
授賞理由では、米国が気候変動問題でより建設的な役割を演じている、とも指摘した。温室効果ガス削減で慎重意見が多い米国世論に大統領への協力を求める意図もうかがえる。』
ノーベル賞平和賞って、実績を残していなくても受賞できるのですね。
核問題のみならず温暖化問題でも建設的な役割を演じていると評価されるとは。とてもそうは思えないですけどね。
オバマ氏へのエールの意味合いが強いようです。
他のノーベル賞とは全く別物と考えたほうがよさそうです。
米国よ、しっかりせよということでしょうか。
○ノーベル平和賞「核なき世界」オバマ大統領
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20091005-228909/news/20091009-OYT1T00812.htm?from=nwla