朝日新聞web引用(タイトルも引用)。


『TBS系が今月11日に放送した「情報7days ニュースキャスター」で、国道と大阪府道の清掃作業をめぐり、通常実施しない清掃作業を業者に依頼し、国と地方の「二重行政の現場」として報道していたことがわかった。国土交通省近畿地方整備局が「事実誤認と考えられる」と指摘。TBSは25日、「行きすぎた表現でした。誤解を与えかねない表現になったことをおわびします」と同番組で謝罪した。

(中略)

TBS広報部は「府への取材で、国道に入ると清掃車のブラシを上げると聞いた。国道との交差点でもそうだと思い込み、業者に『正式なやり方を撮りたい』とお願いした」と説明した。

 放送を見た近畿地方整備局が17日に「事実誤認」と文書で指摘。TBS側は21日付の文書で通常の作業ではなかったことを認め、「視聴者にすべての交差点で同様の事例が起きているような誤解を与えかねない表現でした」と回答。そのうえで、TBS広報部は「やらせとは言えないと思う」と説明している。』



この番組見ていました。「正直、何て非効率なんだ。だからお役所仕事と批判されるんだ。」と思いましたね。

それが昨日の放送で、「行き過ぎた表現でした」と謝罪とは…全く視聴者をバカにするにも程がある。

しかも昨日の謝罪は1分ぐらいですよ。番組の流れの中で突然謝罪して、ハイ終わりって感じ。これじゃ、11日の番組を見て昨日の番組見てない人は誤解したまんまになりますよ。

例え昨日の番組を見ていた人だって、人間の記憶とはあいまいなものだから、往々にして最初の印象が記憶に残るものです。だから、あの程度の謝罪では、謝罪のイメージより最初のイメージのほうが人々の印象に強く残るものだと思います。


バンキシャ誤報でもそうですが、国や自治体はもっと強く抗議するべき。誤った公務員叩きには断固とした対応をとるべきと思います。そうでないと、こういう誤報は繰り返され、世の中がおかしな方向へ行ってしまう。今のマスコミに「正義」、「真実」なんて死語ですから。