今回のテーマはランチの番外編「ジャズ喫茶」
これが「ジャズ喫茶」と感じさせてくれる喫茶店がめっきり減ってきた。
世の中に勢いがあった昭和の時代
世俗から離れてブラックコーヒーをすする。
そんな場所を提供してくれていた。
「ジャズ喫茶」の定義は?
ジャズを流している喫茶店は今でも多くある。
喫茶店とは呼ばず、カフェだったりする。
そもそもカフェと喫茶店は同じか?
静岡では夜にジャズを聞かせる「JAZZバー」はよく見かける。
数少ない昼間にジャズを聞かせてくれる「ジャズ喫茶」でコーヒーを飲んだ。
〇木馬の外観
昼には閉まっている居酒屋の間で営業中には見えなく見逃し、通り過ぎてしまった。
戻って間口2間ほどの喫茶店「木馬」を見つけた。
〇木馬の店内
ボックス席2
カウンター席4
15㎡ほどのこじんまりした店内
ミニJAZZ喫茶って感じ
数多くのCDが壁に作られた棚に積まれて「ジャズ喫茶」の趣きがある。
ピンク電話がレトロ感を増幅させていた。
いつから営業しているのかとの質問に
「61年目で、26歳の時にこの店を開業」とのこと
老舗だ。
マスターは山登りの趣味もあって、若いころに撮ったという額に入った写真を数点掲示してあった。
コーヒーは350円
静岡でよく見かけるトミヤコーヒーの豆を布ドリップでしっかり入れてくれた。
以前は300円だったそうだが、年金生活者にも優しい値段にしているとマスターが言っていた。
以前はレコードプレーヤーで聞かせていたが今はCDが便利とのこと。
JBLのブックシェルフで、この空間には充分な音を奏でていた。
静岡市には他にもジャズを聞かせてくれる店もある。
酒はほとんど飲まないので夜の店には行かないが、こんな店で昼にコーヒーを飲むのも好い。