駿河の国で寄り道(35)「焼津神社」(ヤマトタケルその5) | れいんぼうの部屋

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今回のテーマは「駿河の国の見どころ」。

 

「駿河の国の見どころ」での前回は「ヤマトタケル」にちなんで「草薙神社」だった。

 

「ヤマトタケル」は各地にいろいろな伝説が伝えられていて、静岡の周辺にも関連した見どころが多い。

 

 

今回は「焼津神社」を訪ねる。

 

 

〇焼津神社鳥居前

県道222号に面して鳥居がある。県道から撮影。

 

 

〇焼津神社拝殿

多くの神社には「由緒」が掲示されている看板をよく見かけるが、ここでは見つけることができなかった。

ネットで見ると「焼津神社」のホームページがあるので読んでみた。(概略)

祭神「ヤマトタケル」をたたえ焼津の守神としてお祀りした。

創建は反正天皇4年(西暦409年)と伝えられている。

神社を含む一帯で宮之腰遺跡という1,600年程昔の遺跡が出土して創建年が裏付けられている。

 

西暦8世紀に編纂された「古事記」や「日本書紀」に焼津の物語が書かれている。

「ヤマトタケル」が駿河にやって来たのは4世紀前半の

「古事記」では「焼津」の地が相模国に有ることになっていて、「ヤマトタケル」を襲った国造を切り滅ぼし死体を焼いたと書かれている。

「日本書紀」では駿河国の焼津で起きた事件として語られている。

「古事記」と「日本書紀」では書かれている事件内容に違いがあるが、ともに焼津という地名の起源とされている。

 

「焼津神社」のホームページには書かれていないが、神社の位置は1㎞以上離れた場所から遷ってきたという説もあるようだが?

 

 

〇市杵島姫命社

「厳島神社」も「市杵島姫命」を祀っている神社。

アマテラスとスサノオの誓約によって生まれた宗像三女神

「多岐津姫命」「多紀理姫命」「市杵島姫命」。

「市杵島姫命」は水(海)の神で漁業に関係する町に崇敬されることが多い。

 

 

 

〇ヤマトタケル像

堂々とした姿の石像

 

 

〇さざれ石

「ヤマトタケル像」の前に「君が代」の中に出てくる「さざれ石」が祀られていた。

「さざれ石」ってこんな石だったんだ。

 

 

〇神武天皇像?

「御霊神社」の裏の方にあった像。

「神武通り商店街」にあった像を移設したと聞いたことがあるのが、このことだろうか。

謂れがどこかに書いてあったのかもしれないが分からなかった。

 

〇焼津御霊神社

西南戦争から第二次世界大戦までの戦没者の英霊2,600余柱を祀る神社。 

 

 

〇焼津神社の全景

以前はもっと鬱蒼とした境内だったようだが広々して気持ちいい境内だった。

 

右端に最近建て替えられた社務所が一部見えている。

 

 

今日は「ヤマトタケル」伝説の地「焼津神社」を訪ねた。

 

駿河の地域には「ヤマトタケル」伝説が他にも多く有り、ゆかりの地を巡る。

 

 

次回「駿河の国で寄り道(36)」は「久佐奈岐神社」。