今回のテーマは「駿河の国の見どころ」。
「駿河の国の見どころ」での前回は「片山廃寺跡」を訪ねた。
今回は「日本武尊(ヤマトタケル)」の話
「ヤマトタケル」は全国的にいろいろな所でいろいろな伝説が伝わっている。
「ヤマトタケル」に関連した見どころが静岡市でも多く存在している。
先ず思いつく場所は「日本平」。
子どもの頃からの疑問だった。
何故「日本」?
そんなに日本を代表するような名称で呼ぶほどの丘陵には見えないのに。
そんな思いを抱いたまま長い年月の後に知ることになった。
日本武尊が「草薙伝説」の事件の際、
賊を平定した後、有度山の頂上に登り、
四方を眺めたことに因んで「日本平」と言う。
「へぇー そうだったんだぁ」
その時まで知らなかったけど、日本観光地100選、国の名勝地に指定されるほど由緒ある場所だそうだ。
標高307mの有度山の頂上は平坦地が広がり、「日本平」の「平」が似つかわしい。
2018年11月に展望施設『日本平夢テラス』がオープンして観光地らしくなった。
〇日本平夢テラス
「隈研吾」事務所の設計だそうだ。
日本平夢テラスのすぐ横にテレビ塔が立っている。
〇日本平夢テラスとテレビ塔
古い写真を見てみると、今は撤去されてしまったアナログ時代のテレビ塔が4基立っていた。
〇テレビ塔がデジタルとアナログの混在していた。(2011年頃)
〇夢テラスから清水港方面を見る
富士山も見えるはず。
〇待っていたら雲の隙間から富士山の頭だけ見えた。
〇夢テラスが出来る前に同所で撮った富士山の写真
夢テラスの近くに「赤い靴の碑」と「ちゃっきり節民謡碑」がある。
〇赤い靴の碑
〇ちゃっきり節民謡碑
日本平の山頂からは富士山や清水港が良く見えて東ばかり写真を撮ってきた。
静岡駅周辺の市街地も見えるはずなのに写真を撮り忘れてしまった。
「ヤマトタケル」に縁のある地が数多く有るので、しばらくはそのゆかりの地を巡ってみる。
次回「駿河の国で寄り道(32)」は「日本坂」。