キャスティングに慣れてきて、ループに乱れが少なくなってきたら、ちょっと高度なテクニックに挑んでみましょう
ダブルフォール
左手でラインをタイミング良く引いて竿の曲がりを大きくしてみます。
右手の負担が軽くなるとともにラインスピードを上げられ、パワフルなループを作れます。
(1)バックキャストを開始すると同時に左手に持ったラインを前方に引っ張ります。
フォールはパワーを増幅しますが、キャストの乱れも増幅してしまいます。
(2)フォワードキャストの時は左手に持ったラインを下方引っぱります。
(3)キャスト角度を11時から1時くらいの狭さにしてもラインが短い時は十分なパワーラインを作れます。
振り角が狭ければロッドのぶれも少なくミスも目立たないラインが作れる。
また、振り角が少ないほうが狭いループを作りやすい。
意識する事
(1)ロッドは振るのではなくいかに大きく曲げるかが大事。
ロッドの曲がりがラインのパワーにつながる。(フォールはロッドを大きく曲げるために行う。)
(2)右手(利き手)はロッドを傾けて支えるだけでも、フォールによって生まれるパワーだけで、かなりの長さのラインをキープできる。
フォールのタイミングを覚えるには、この練習が結構役に立つ。
(3)右手(利き手)の操作に成熟していないとラインが乱れてかえって逆効果になる場合もある。