子育て終了!ハーフの子育てと国際結婚!

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ドタバタな結婚生活と子育てが終了!やっと、自分の時間を持てるようになったので、好きなように生きて行こうと決めました!

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自分がイスラム教に改宗した事は時々しか思い出さない。

 

日本で生活をしているし、生活も習慣も全く変えていない。

 

自分の生活を変えるなんて嫌。

 

しっかりと教えを守る日本人もいるけど、私には出来ない。

 

改宗して30年になるけど、1日5回のお祈りさえ出来ない。

 

アラビア語も分からないし、覚えようともしない。

 

神様の存在は信じているけど、どの宗教の神様とかが問題じゃないから気にしてない。

 

 

日本にいるイスラム教徒でも、私と同じ様な人いるんじゃないかと思う。

 

 

イスラム教徒の名前も持っているけど、30年間1度も使った事がない。

 

 

 

 イスラム教に改宗したわけ

 

30年前にイスラム教の夫と結婚する際に改宗。

 

改宗しなければ結婚できないと夫の国で分かり、考える間もなく

改宗する事になった。

 

思えば考える時間をくれなかった。

 

もう目の前に書類があったし、結婚する事務所にいたから。

 

両親のに伝える時間が欲しかったと思う。

 

あの時に考える時間があったとしたら、私は結婚してなかったかもしれない。

 

30年前は今より情報が少なくて事前に調べるすべもなかった、まさか改宗する事になるなんて思ってもみなかった。

 

結婚の事務所でサインをした時、急にどしゃ降りの雨が降ってきたのを見て『雨降って地固まる』て、日本的にとらえたんだけど、逆の意味で『お母さんが泣いてる』とも思えた。

 

私の改宗は、その日に分かりその日に改宗となった。

 

その時、私はイスラム教の教えを表面的なものしか理解していなかった。

 

いわゆる、日本では敬遠される宗教のイメージ。

 

 

改宗と言っているけど、私は宗教に属していなかった。

 

でも、夫の国では《日本人=仏教徒》の思い込みがあった。

 

いい迷惑だなと感じた。

 

 

近所には義姉の家族が住んでいたのだけど、義姉は私にイスラム教の女性の振舞いを教えようとしていた。

 

親からも自分の生き方を正されるのが嫌だった私は断固拒否をした。夫にも伝えた。

 

『日本で20年以上も生きてきたんだから、私は生き方は変えないから』

 

この言葉はイスラム教の女性なら出てこないと思う。

 

言えないと言った方がいいかな。

 

まして、自分よりも年上の家族に言い放った。

 

夫も驚いていた。

 

義姉は夫の結婚相手の女性を決めていたから、断りの連絡をしていた。

 

私を気に入っていなっかたし、私への言葉は

 

『あなたと結婚してあげた』

 

というものだった。

 

私も負けじと言い返した。

 

『あなたの弟は私と結婚出来てラッキーなのよ』

 

勿論、夫はしっかりと訳して義姉に伝えていた。

 

当時のイスラム教の女性には驚く発言だったと思う。

 

家の中では自分らしさと日本人のアイデンティティを丸出しで生活した。

 

 

 

 

 イスラム教国の日常 PartⅠ

 

有名なのが、1日5回のお祈り。

 

朝5:00から始まる。

 

祈りの時間は街中に響き渡る祈りの言葉。

 

街中いたるところにスピーカーがあるから、一斉に祈りがはじまる。

 

モスクに行く男性。家で祈る人。綺麗な礼拝用マットの上ではじまる。

 

我が家は礼拝用の部屋があった。

 

モスクはとても数多くあり、我が家から3件となりにもあった。

 

モスクは男性しか入れない。

 

女性は生理があるから入ってはいけないとか私には謎と思える規則があった。

 

祈りの時間は仕事も止まる。

 

神聖な事なので静かにしているが、私はベットで読書をしたりカードゲームをしていた。常にマイペース。

 

 

でも、街中に響き渡る祈りは何故か心地よいものでした。

 

 

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30年前は昼間に女性が外出する事はほとんどなかった。

(現在は女性の社会進出もあり勤めにいっていると知った。)

 

夫が仕事から帰ると家族で公園やショッピングに行く。

 

涼みに行くという感じ。

 

イスラム教の国はとても暑く、昼間外出すると肌が痛くなる。

 

夕方以降の方が外出はありがたかった。

 

しかしここでも謎があった。

 

『女性は肌白い方が結婚条件に良い』

 

と言われたからだ。

 

だから妻は日焼けしないように昼間は外出をさせないと夫に説明された。

 

納得いかず、姪にも確認してみた。

 

『白い肌よりも、日本人の肌の色が好ましい』

 

と言われた。似たり寄ったりの内容でがっかり。

 

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普段の買い物も男性の仕事。

 

市場へ行くことも全くなかった。

 

夫の国でやっとスーパーができ始めて私は行きたかったけど経験できずに終わった。

 

 

食料がそろったら料理の時間。

 

お手伝いさんが腕を奮って作ってくれるが、ここは私も参戦する。

 

カレーの国ですから、3食カレーです。

 

魚、肉、野菜、全てカレーに調理されます。

 

豆のスープも作ります。

 

家中カレーの香り、勿論服にも香りがつきます。

 

カレーを食べる順番が存在していた。

 

魚⇒肉⇒野菜⇒豆のスープ。

 

豆のスープにもご飯を入れます。

 

家族皆この順番で食べている。

 

1品ずつ味わっていく。

 

パラパラ米で食べるので、お腹いっぱいになるにはかなりの量を食べることになりました。

 

当時の私は39kgで結婚。カレーでかなり太りました。

 

でも、本場のカレー作りを家族に教えてもらったので満足している。

 

 

 

カレーの決め手はスパイと思われがち。

 

私は、油、塩、ニンニク、ショウガ、玉葱だと思う。

 

半端じゃない量を使うから。

 

 

 

家族が食べ終わると、お手伝いさんが食べる番。

 

残り物です。

 

格差を感じる一面。

 

 

 

 

 

 

ではまた、イスラム教の日常を書いていこうと思います。