最近、我が家で起きた出来事から。

 

 

 

パートナーにちょっと面倒な依頼があったんです。

 

相手はお世話になっている人とはいえ

はっきり言ってメンドクサイ人。

 

その依頼に応えれば、後で彼に面倒が降り掛かるのは見えてました。

 

 

 

パートナーはいい加減そういうことは終わらせたい、と望んでました。

 

 

 

 

知恵を貸してくれ、と頼まれて

二人で策を練りました。

目指したのは

 

 

 

「相手も自分も傷つけず、穏便に片付けること。」

 

 

 

この依頼に応えなくても本当は大丈夫、ということはわかってました。

まずは、対応の仕方をいつもと変えて工夫してみました。

 

 

 

さらに、相手の意図を想像するとイラツくので、

感情的に振り回されないよう、一旦距離を置こう、と

美味しいものを食べながらの休憩を挟んでみました。

 

 

 

結果、こちらであくせくしなくても

相手から快く引き下がってくださった。

 

 

 

美しい決着。

 

 

 

こんなに簡単に片付くなんて!とパートナー、喜ぶ。

 

それなのに。

 

あれ?しばらくすると彼の様子が何やらおかしい。

あれこれ以前の話を持ち出しはじめて、なんだか盛り上がろうとしてる?

 

 

 

「もしかして、もの足りないの?」

 

 

 

(ハッ!)

 

 

 

 

あ〜...ホント盛り上がろうとしてるわ。と気づいた。

いつものパターンだと、イライラさせられて、

感情的な盛り上がりがあったけど、

今回は、それがないのを自分で作り出そうとしてたみたいだ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

脳内にいつも出ていた、興奮物質が出ない。

興奮物質が出ないから、

興奮を収める物質も出ない。

 

 

 

普段は、興奮アップそして鎮静ダウン

この流れがあって、落ち着きを取り戻していた。

 

 

 

今回は何もないから、もの足りないように感じた。

 

 

 

なんだったら、いつもと同じ様になるよう

補おうとしちゃってたわけです。

問題が解決した時にこういうことってあるな、という一例です。

 

 

 

私の経験では、心の傷が解決していく時に

何かもの足りない様に感じたり、

心がスースーするような寂しさを感じることもありました。

これが原因で、もと居た場所に戻ってしまうこともあると思います。

 

 

 

 

気づければ、大丈夫。

もの足りなさも、さみしいような感覚も

しばらくすれば、ちゃんと落ち着いていく。

 

 

 

 

感情や性格や人間性ではなく

ましてやダメな私、でもない。

実は脳内物質の活動だった。

そういうことって結構あるのかもしれません。

 

 

 

 

 

Ra Suumi(ラー・スーミ)