我が家にはPちゃんというウサギがいる。
♂だ。ペットショップで買ってきたのではなく…拾った。
真夜中3時ころ国道25号線、光洋ベアリングの前の横断歩道に彼はいた。
そのころ(9年前)友達のリネンの仕事を手伝っていてちょうど奈良郡山のラブホから道頓堀のラブホへシーツとバスローブを2tトラックで配達している途中だった。
遠目でみているとはじめはカメだと思った。
轢いてはあかんと思って思い切りハンドルをきり大振りに避けた。
後続車もみならい彼を避けた。
車をおりて見てみるとウサギだった。
ん~あきらかにペットショップで見かけるタイプのウサギだった。
轢かれるとまずいので彼を抱き抱え助手席に座ってもらい、飼い主が探していてはと思い近くのコンビニに飼い主が見つかったら連絡がもらえるよう言付けて仕事に向かった。
仕事を終えて自宅に連れ帰った。
でも、いざ、ウサギを拾うことなんて想像もできなかったので一瞬あたまが真っ白になり何をたべさすべきかわからなくなっていた。ウサギなんて小学校で飼っていた白いのしか知らなかったし。
そんなこんなではあったがなんとかなるものだった。やっぱり人参は食べた。
待てど暮らせど飼い主からは連絡はなく現在に至るわけで。
その内だんだん気づいてきた。
たぶん、捨てられたんだろう。
ひどい話だ。
野犬やイタチに殺られたら可哀想だと思わなかったんだろうか。
ひどい…。
でも、その飼い主は知っていたのかな、ペットショップで売っている『ミニウサギ』は決していつまでもミニのままではいられなかったことを…。
もう一度いう。
誰も信じなかったけど俺はPちゃんを確かに拾ったんだ。