
帰り道は
もちろん合理的な高速道路なんて使わずに走るのさ。
時計に追われることのない自由で
風まかせな時間。
全開の窓で海岸線を突っ走ってたら
もっと無駄に過ごしたくてね。
砂浜で手を広げて深呼吸したくなったんだ。
海の青さと白い砂浜が混じったスクリーン。
素の僕が映される時。
目的を終えた後の方が楽しかったりするんだよね。
いつも決定的なこと。この充実感と安心感。
それらに羽が生えてさ。
飛んでいく感じなんだよ。
でもね、水平線をぼんやり眺めて。
無心になっていく僕のぼんやりした心に光が差す。
なんでだろね。
ちっぽけな事、つまらない事、悲しい事を言ったりさ。
羨んだり、妬んだり、恨んだりさ。
なんで人は人に恐怖を与えようとするんだろうね。
くだらないよね。
こんなだから僕は人を好きになれない時がある。
ぜんぶ波にさらわれてしまえばいいのに・・・
♪
BONNIE PINK 「 カイト 」