
3月になった。
世間は忙しいまま過ぎていく。
そんな空気を感じるイベント「おわりとはじまり」があるからだろう。
それに関わっていなくとも
充実した経験値を重ねることができるように、日々を生活していくだけなんだが。
だから、なんとなくでは駄目。
身をまかせ過ぎていると、時間の流れにやられちまう。
恐ろしい倦怠感が、体を蝕むのだ。
だから、どんなことでもいい。
世間とズレを生じさせて気持ちを高揚。
記憶を揺さぶるのがポイントだ。
でだ。
今日は、真冬に戻ったかのような天候。
薄暗い空、単色で街が染まる日。
条件はそろっていたなか、僕はでかけた。
スプリングコートすら羽織らず、真っ赤なニットを着て。
なんて気持ちがいいんだ。
寒さなんて感じやしない。
薄暗い空、単色の雲から顔をだす、真っ赤な太陽のような存在でありたかった。