不妊治療終わりました | 遥かなすぐ近くに

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2015年1月不妊治療(早発閉経)に終止符。
仕事・ライブ参戦・カフェ巡り・スポーツジム・・と自己満足な私の備忘録。
夫婦二人で、今後、どんな人生を送ろうか?考える事を今後の趣味に加えて行こうと思います。 

最近は2週間に一度のペースで通っている婦人科。

最近は治療記録はアメンバー限定にしていたけど、すっかり更新が滞り・・・


1997年夏(26歳)~2010年春(39歳)は、常にカウフマン療法、4カ月に1度位のペースで、スプレキュアを使ってFSHを下げてはHMGで卵胞を育てる挑戦。


2010年春(39歳)、婦人科治療を中断し、遠赤治療に挑戦。


2012年12月(41歳)、約3年ぶりに婦人科治療再開。

(2014年5月までは遠赤治療も同時進行)


2012年12月からは、エストラーナテープ1~3枚/1日起きに貼り、2週間に1度の採血、ホルモン値をチェック、時に内診して卵胞チェック。

最初のホルモン値は、FSH147.7、E2 25以下。

2013年は良い時、FSH5.2、E2 290.3。

2014年は良い時、FSH10.1、E2 90.8。


もう、卵胞があるときに上昇するE2、2014年がダメダメなのは一目瞭然でした。


「奇跡が起こったのを見付けてもらう為に婦人科治療を続ける」


そう思って、今まで来た。


治療をスタートした時は40歳まで、と思っていたのが、テレビで観る人が40歳オーバーで出産する人がいて、チャンスがあるんだって勘違いしちゃったんですね。

それは、健康で、しっかり毎月排卵がある人であって。

私は、排卵も無いのに、1つも立派に育つことが無いのに、奇跡なんて無理な話。

薄々思っていたのに、認めたく無かったんだな。

ようやく、認めました。

はい、降参・・・


2015年1月10日

43歳7か月

不妊治療を終わりました。



昨日、願っていた院長先生の診察だったので、申し出る事が出来た。


「子供を望む治療から、ホルモン補充の治療に切り替えます。」


先生から、

「私もそれが良いと思います。よく、決断しましたね。」


そう言われて、じわっと涙。

じわっと程度で大丈夫だと思ったんだけど、古くからなじみの看護婦さんにティッシュ渡されて、やっぱ泣いちゃいますな。

でも、これからの話はしっかりお話出来た。

診察終わって、会計待ちの時に看護婦さんでも大丈夫?なんて来てしまったら、また涙崩壊だったけど、それも無く。

それが救いかな?


薬局で処方されたクスリをみて「治療方針変わったんですか?」なんて聞かれ。

冷静に答えられたけど。


帰り道、病院近くにある八百屋さんに立ち寄る。

優しいおばあちゃん。

1束100円のニラを握っていたら「2束で150円にしておくよ」って声かけてくれて、レジでは、「今日は寒いからね、これ飲みながら帰りな~」って温かい缶コーヒーをくれて。

そのあとに寄ったパン屋さんでも、「今日は寒いね、気を付けてね。」なんて声をかけてもらって。

私はたぶん、人に触れたかったんだな。

おばちゃん達に優しくしてもらって、缶コーヒー飲みながら、クルマ運転しながら、涙涙。


帰宅後、お昼ご飯を食べてから、旦那氏にも病院での事の報告とありがとうを。

そこで、涙崩壊。

仕方ないね、17年間の不妊治療終えるんだもの、平気な訳無いし。

旦那氏も静かに涙してました。

頑張ったね、って、頭をポンポンしてくれました。


後悔が無い様に・・・と続けて来た不妊治療。

後悔が無いかというと、もっと若い時に積極的に病院や治療方法を調べたら・・・と思う事はあるけれど、今の生活環境を変えない(=仕事を続けながら、家族との生活を続ける、フォローをする)でやれる範囲では、頑張ったのかと思っています。

専業主婦になって治療を頑張ったら結果が出たか?というと、旦那氏の休職も有ったから生活出来ない事になっていたかもしれないし、「早発閉経」は頑張れば・・・結果が出るわけではない。

運でしかない。


不妊治療を頑張っていた昔の同僚に先日会ったとき、不妊治療の辞め時を相談した事があったけど、

「その人にはそういう運命で、その必要が有ったから、授からなかったんだと思う。」

みたいな話をされて、なるほどなぁ・・・って妙に納得してしまって。


今の私だから、旦那氏の休職にも対応出来たし、好きなライブも歩けているし、友達とも沢山遊べていると思うし、母との相手も沢山出来るし。

最初から決まっていた運命だったんだ!


あは。強がり!?


まだまだ知られていない「早発閉経」。

治療方針に明るいニュースがある事を願ってます。


・・・ここまで書いて「早発閉経」は子供が出来ないと断言しているみたいになっちゃったけど、こんな私でも1度だけ、卵胞が育って、本当に急に育って、いろんな準備にあたふたして“人工授精”をした事がありました。

2004年6月(33歳)はまだまだ勉強不足だったので、

今となっては“顕微授精”したら、もっと、妊娠する確率は上がってたんじゃないか??

これが、後悔か。


ダラダラと書いてキリは無いな。

不妊治療、卒業記事。おしまい!!!


不妊治療つながりでこちらに遊びに来てくれている皆様の明るい未来を願っています。

いつもありがとうございましたm(__)m

ぐるっぽ「早発閉経~」も退会しました。



*=*=*



これからのホルモン補充について


目的:骨粗しょう症・成人病(コレステロール上昇・動脈硬化)・子宮体がんの予防をする為

治療:エストラーナテープ(卵胞ホルモン)1枚/1日おき・デュファストン錠5㎎(黄体ホルモン)1錠/日

診察:1~2か月に1度

補充期間目標:50歳まで(せめて45歳まで)

補充期間の理由:閉経の平均年齢が51歳だから


追記

生理らしいものは、今後、無し!

もし、出血した場合は“不性出血”であり、その時に、子宮体がん検診をする。