校内暴力 公立小、初めて2000件突破

 公立小学校の児童が05年度に起こした校内暴力は2018件(前年度比6.8%増)で3年連続で増加し、過去最多となったことが、文部科学省の「生徒指導上の諸問題の現状」の調査で分かった。このうち、児童が言動を注意され逆上して足をけるなど、教師への暴力は過去最多の464件で、前年度比38.1%増と急増ぶりが目立った。
 05年度の小中高生全体の校内暴力件数は3万283件(0.86%増)で、そのうち中学生は2万3115件(0.02%増)、高校生は5150件(2.5%増)。
 増加の目立つ小学生の校内暴力のうち、最も多いのは児童間暴力の951件(4.1%減)で、他に器物損壊の582件(7.0%増)など。校内暴力で11人が警察に補導された(学校外15人を含めると計26人)。
 また、小5の男児1人が器物損壊で10日間の出席停止となった。問題行動を繰り返す児童生徒がいる場合、他の子どもの学習権を保障するため市町村教委が保護者に命じる制度で、出席停止の用件を明確化するなど適用しやすくした学校教育法改正(02年1月施行)以来、小学生では初めて。
 同省は教師への暴力の増加傾向について、「259人で464件と、中高生に比べて1人の児童が暴力を繰り返すのが特徴。しかられた後に気持ちの切り替えができなかったり、注意を聞けないケースもる」と分析。「保護者の協力不足や担任任せな実態もある」と保護者との連携や校内での一致した対応を求めている。
 
【長尾真輔】(毎日新聞) - 9月14日16時57分更新


大人社会が児童に刺激を与え過ぎていないか?



児童が昔に比べて暴力行為を目にする機会が増えている。家庭においてもテレビ・ビデオ・ゲームなどで暴行シーンを目にしている。ゲームではバーチャルな格闘シーンが画面いっぱいに繰り広げられる。
私が子供の頃は、テレビドラマや映画で人が揉み合うシーンを見るくらいだった。

理性が未発達なところに、様々な刺激が情報として与えられる。その情報を整理する能力が無いため善悪の判断が出来なくなっている。

まず、家庭内で親が子どもに対してガイドラインを作る必用があると思う。時には子どもに納得させる説明も必要だろう。それぐらいは親も努力をしなくてはならないであろう。
「保護者の協力不足や学校任せな実態もある」というところは、親として真摯に受け止める必要があるでしょう。どの親も自分の子どもが先生に暴力をふるうようにはなって欲しくない筈です。



こどもの『躾』は他人任せにしないで、親が子どもと向き合う事から始まると思います。