加齢と共に世の中に対しての憂いが多くなってきていると感じる。若い時は考えもしなかった事で「こりゃ、まずいぞ」等と思ったりする。
中でも、10代後半~20代男性の幼稚化が目に付く。自分等が学生時代もかなり遊び歩いた。盛り場にアバンチュウールを求めて朝まで彷徨っていたり、酔った挙句、喧嘩して警察のお世話になったこともある。ただ、強盗・恐喝・詐欺・殺人等は犯罪であり普通は係わるべきものではないと考えていた。友人の間でも道を踏み外さないように助言しあったりした。

「大学全入時代」を来春に控える中、万引や婦女暴行、殺人など、大学生の犯罪が相次いでいる。「幼稚」「自立心が弱い」等、心の問題が根底にあるらしい。事件を起こした大学では、本来なら小中学生に行うような倫理道徳教育を実施しているそうだ。「大学全入時代」が本当に良いのか?悪いのか?

広辞苑によると、大学は「学術の研究および教育の最高機関」とある。そこに入学する学生が学歴と年齢のみで受験資格を有する事に問題が有るのではないか。

ある教育者は「今の大学生は未発達で自立心が弱く、群れをなして行動する。常に友達に依存していないと生きていけない」と感じたり、リポートの名前をひらがなで書くなど、稚拙な犯罪と学力低下との関係に注目し、「今の大学生には向上心がまったくない。教育現場にかかわってきて、こんなことは初めて。中高生レベルの生徒が入学するようになって、私自身、中学校の教師になったようだ」と、大学生の稚拙な犯罪が今後も相次ぐことを危惧している人も居る。


結論として、学校教育で倫理道徳教育を重視し、家庭に於いても礼儀作法を教え込む事を重視する教育環境が必要だと思う。親も子供を真剣に育てる時代に変わっていかなければならない。いつまでも教育機関や国に原因を押し付け、子育てを金で解決する考えは通用しない。
人格・学力・体力がバランスよく育つことが子供たちには必用だと痛感する。



以下は、近年大学生が関係した事件の抜粋


≪稚拙な動機≫
◎ 「彼女にプレゼントを贈るためにやった」。駒沢や帝京などの私大生3人らが、昨年10月ごろから半年間で家電量販店などからDVDなど計約700点(約350万円相当)を万引し、警視庁に逮捕された。

◎母親(58)殺害で7月に逮捕された大阪大工学部4年の男(24)は、母親の「24歳にもなって仕事もしないで」の言葉にかっとなり、金づちを振り下ろした。大学3年のころから学校にいかなくなり、4年に進級後も2度留年。「大学へ行く」と言って外出してはパチスロ店に入り浸り、両親からもらった小遣いもつぎ込んでいた。

◎放火未遂の疑いで石岡市の男子大学生(18)を逮捕。シーツの一部を焼いただけでけが人はなかった。男子大学生は、無断で鉄道模型を購入したのを母親にしかられたことに腹を立て、母親の寝室のベッドに火を付けた疑い。直後に火災報知機が鳴り出すと、自分で水道の水をかけて消火した。

≪凶悪犯罪≫
◎今年6月、大阪府立大や東大阪大の学生ら9人が女性をめぐるトラブルの報復として、男子大学生ら2人を岡山県内で生き埋めにして殺害した事件では、リーダー格の府立大農学部3年の男(21)らがゴルフクラブや金づちでめった打ちにした。事件発覚後、仲間の部屋で「死体を掘り起こし焼いてしまえば、警察に捕まっても大丈夫だ」と、平然と話し合っていた。

◎アメリカンフットボールの名門、京大の元部員3人は昨年暮れ、女子大生3人と「鍋パーティー」。瓶を回して飲み口が向いた人に一気飲みさせる「焼酎ルーレット」で泥酔させ、2人に集団婦女暴行した。わいせつな行為をしているところを他の2人が冷やかす“無軌道”ぶりだった。

◎大学生らのイベントサークル「スーパーフリー」による女子大生集団暴行事件(平成15年)では東大生も逮捕された。捜査関係者は「“一流大”と呼ばれる学生もそうでない大学生も徒党を組み、一昔前の素行不良の中高生並みの犯罪に手を染めている」と指摘する。