概要

デュエル・マスターズ覚醒編に登場した新システム「超次元」そのルールと強さを分かりやすく解説していきます!

目次 

 

・ルール詳細

・強さ評価

・相性の良いカード

STEP.1ルール詳細

超次元・サイキックとは?

メインデッキの40枚に含まれない特殊なカードタイプです。

◎名称についてですが、カードタイプに❝サイキック・○○○❞とあるカードを総称して「サイキック」と呼び、サイキックを置く場所を「超次元ゾーン」と呼びます。

デュエマにおいて初めて登場した特殊カードタイプということで、専用のルールも存在するので詳しく見ていきましょう!

 

基本ルールその1「超次元は8枚まで」

◎メインデッキと違い、超次元は最大8枚までデッキに入れることができます。同じカードはメインと同じく4枚まで。もちろん1枚も入れないデッキもあります。

◎例外として、ゲーム中に通常カードを超次元に送る場合、枚数超過しても問題ないです。

  

 

基本ルールその2「超次元ゾーンに置く」

◎サイキックは墓地の横にある超次元ゾーンに置きます。表裏どちらでもOKです。

◎ゲーム中、自分と相手の超次元ゾーンを確認できます。

◎遊戯王で言うところのエクストラモンスターゾーンと似た扱いですね!

 

基本ルールその3「専用カードで呼び出す」

◎呼び出す方法は、テキストに「超次元から出す」と書かれているカードを使います。そのカードの指定条件に合うサイキックなら表裏どちらでも出せます。

◎例えば、上記の「超次元フェアリー・ホール」の場合、コスト5以下になるように好きな数出すか、コスト7以下の自然のサイキックを1体出せます。

◎バトルゾーンを離れたサイキックは超次元ゾーンに帰ります。

 

※しかし、実際の処理としては少々特殊です。

例えば、サイキックが破壊された場合、1度墓地に置かれてから超次元ゾーンに移動するので注意です!

◎さらに、超次元ゾーンに戻る時は他のカードの影響を受けません

例えば、上記の墓地→超次元ゾーンの場合、いずれかのバトルゾーンに「かぼちゃうちゃうちゃう」がいると墓地からカードが動かせなくなりますが、無視して超次元ゾーンに帰ります。超次元ゾーンに戻るのはルール処理なのでこちらが優先されるわけです。

 

両面加工に注意!

◎サイキックは通常のカードと異なり、裏面にもイラストが印刷されている両面カードです。なのでスリーブに入れる場合は裏面も確認できる透明加工が良いでしょう。

  

STEP.2強さ評価

肝心な強さですが、汎用性が高く、条件を満たせばフィニッシャーにも成り得る強力なシステムです

 

◎一見コストが高く設定されているように見えますが、超次元呪文は比較的軽く、3~5で出てくるスペックとしては破格でした。後年になると、出た時に除去が付いてくる「ガンヴィート」や、いるだけで相手のテンポを遅くする「勝利リュウセイ」、どこからともなく飛んでくるSA+マッハファイターの「勝利ガイアール」など、強力なクリーチャーも多数登場しました。

  

 

◎サイキック・クリーチャーは特定の条件を満たすことで「覚醒」または「覚醒リンク」してより強力な姿に変化します。特に覚醒リンク後の能力はゲームエンド級のスペックをしているのでフィニッシャーとして使えます。

    

 

◎登場初期は「チャクラ」を主軸としたドロマーカラー(//)のコントロール型が活躍し、その次に「ガイアール・カイザー」で殴るビートダウン型が台頭するなど、幅広く愛用されてきました。

   

 

◎今でこそメタクリーチャーが豊富にあり、そこまでの脅威ではありませんが、デュエマのアプリ版「デュエル・マスターズPLAY's」では、現在サイキックの全盛期を迎えており、その強さを存分に味わえます!

 

 

■総合評価:A

◎攻防バランスの取れたデッキの強化パーツ。コンボにも応用しやすいギミック。
■メタ耐性:E

◎現代で多く使われているメタクリーチャーの大半に引っ掛かる。軽量除去は必須。
■攻撃力:S

◎単体でも火力を出しやすい。覚醒後は更なる能力強化が入る。
■防御力:B

◎「ブロッカー」持ちのサイキックはどの超次元呪文でも呼びやすい。除去耐性が低いのは難点。
■拡張性:SS

◎あらゆるデッキに搭載できる汎用性を持つ。殿堂ゼロ(一切の制限が無いルール)において、超次元、GR、零龍を取り入れた「転生サイクリカ」が環境トップになる事態も起きていることから、サイキックの応用性の高さが窺えます。

  

 

超次元はブラフにもなる⁉

◎大会などで相手のデッキが分からない状態だと、敢えて公開情報を増やすことでデッキを誤認させることもあります。そういう意味では入れ得かもしれませんね!

 

STEP.3相性の良いカード

◎呪文から呼び出されることが多いので、コスト軽減や呪文強化と相性が良い。また、高コストが出てくるのでバトルゾーンのコストを参照する「フシギバース」とも相性が良いです!

 

■龍素記号wDサイクルペディア

サイクリカとゴクガ・ロイザーを足して2で割った生物。

◎ブロッカー。

◎ジャストダイバー。

◎出た時、コスト4以下の呪文を1枚墓地から唱えてもよい。

◎自分の手札から呪文を唱えたら、その呪文をもう1度墓地から唱えてもよい。各ターン1回のみ発動。

◎自分が手札以外から呪文を唱えたら、墓地のかわりに山札の札の下に置く。

◎呪文の踏み倒しと能力2回発動を持つハイパースペック。ジャストダイバーで確実に生き残り、高コストの超次元呪文を2回使えるぞ!

 

■大樹王ギガンディダノス

パワー50000の超巨大フシギバース持ち。

◎ワールド・ブレイカー。

◎出た時、相手の手札をすべてマナに置く。

◎相手のクリーチャーはコイツより小さいクリーチャーでプレイヤーに攻撃できない。

◎フシギバース[14・/自然]

◎フェアリー・ホールの次に出すことができるので全ハンデスが狙える。

 

■SSS級天災デッドダムド

どこからでも侵略してくるやべー奴。

◎進化:水or闇or自然のクリーチャー1体

◎SSS級侵略[天災]:水or闇or自然のコマンド

◎W・ブレイカー。

◎別のクリーチャーに重ねた時、相手のクリーチャーを1体手札or墓地orマナゾーン送り。

◎勝利ガイアールやSTAR・SCREAMから侵略できるので簡単に除去を飛ばせる。