皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!
今回は番外編、埼玉県伊奈町にある古着屋『古着衛門』の紹介記事です。
『古着衛門』さんは、アイテムごとに単一価格で、宝探しをするようなイメージの古着屋さんです。HPはこちらから▼
👕🌍 捨てない生活を「あたりまえ」に!古着衛門が提案する未来志向のファッション
近年、エシカルな消費やサステナビリティへの関心が高まる中、古着は単なるファッションではなく、大切な「資源」として見直されています。今回、私たちは「未来の地球を守るため『捨てない生活』をあたりまえに!!」をテーマに掲げる古着屋、「古着衛門(ふるぎえもん)」の森谷代表に、そのユニークなビジネスモデルと熱い想いを伺いました。
🌱 始まりは「社会貢献」から
古着衛門の森谷代表は、もともと20年間にわたり化粧品事業の立ち上げに向け、幅広い分野を学ばれた経歴の持ち主です。しかし、「どうせ挑戦するなら社会的に役立つ事業を」という考えから、経営の実践経験を積む場として選んだのが、リユース・リサイクル分野でした。
「顧客の思考」と「お金とモノの流れ」に焦点を当て、ゼロから独自のビジネスモデルを構築したことが、古着衛門の始まりです。森谷代表は、古着を「大切な資源」と捉え、多くの人々にリユース・リサイクルの機会を提供し、未来の地球環境を守る活動を実践し続けています。
🕵️ 専門知識を「持たない」ことが強み!独自の「宝探し」体験
古着衛門の最大の特徴は、一般的な古着屋とは一線を画す独自性です。
商品の選定基準はただ一つ、「リユース需要があるかどうか」というシンプルさ。そして、驚くべきことに、森谷代表は「ブランドやヴィンテージに関する詳しい知識は持っていないし、今後も学ぶつもりはない」と明言されます。
その背景には、古着衛門の**裏コンセプトである「宝探し」**を守るという強い意思があります。
「知識にとらわれてしまうと『もったいない』という思考が働き、仕入れや品出しにバイアスがかかりかねません。私自身を含めスタッフに古着の専門知識がないからこそ、古着衛門ではお客様に『宝探し』を楽しんでいただけるのだと思っています」
この考えのもと、古着衛門ではアイテムごとの均一価格(アイテム毎の価格表に基づく)が採用されており、お客様は老若男女問わず、資金を気にせず自由にファッションを楽しめることが、一番の魅力となっています。
🔄 運営の秘訣は「人」と「資源の有効活用」
お店の在庫は、お客様からの持ち込みと、お店の考えに共感した企業からの提供によって確保されています。仕入れの際の絶対的なチェックポイントは「100%資源として有効に活用できるかどうか」であり、徹底したリユース・リサイクルへの意識が感じられます。
また、経営において最も重要視しているのは、「現場でのコミュニケーションと、スタッフが働きやすい環境を整えること」だと言います。森谷代表が一番楽しい瞬間は「スタッフたちと何気ない雑談をしている時」という言葉からも、お店のアットホームな雰囲気が伝わってきます。
😢 忘れられない「最後のあいさつ」
創業の2011年から、多くのお客様との思い出を積み重ねてきた古着衛門。中でも、森谷代表の心に深く残っているのは、常連さんが「最後のあいさつ」に来てくださるエピソードです。
「引っ越しや施設への入所、病気や余命など理由はさまざまですが、『古着衛門が楽しかった』『ありがとう』という言葉を伝えるために最後に足を運んでくださる方が多く、そのお気持ちは本当にありがたく、深く心に残っています」
これは、単なる古着屋としてではなく、地域の人々にとって居心地の良い、心の拠り所となっている証拠でしょう。
💡 今後の展望
「大体満足することができた」という森谷代表ですが、今後は無理のない範囲で**「社会に役立つこと」**を続けていきたいと語ります。事業展開については常に模索していくとのことですが、創業の精神である「捨てない生活」を広める活動は、これからも続いていくに違いありません。
低価格でファッションを楽しみながら、地球環境の保護にも貢献できる古着衛門。ぜひ一度、あなただけの「宝物」を探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
取材協力:古着衛門(株式会社エモングループ)森谷代表
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🍀古着をリサイクルに出す時のお願い🍀
雨天の回収日に古着は出さないで下さい、濡れた物はリサイクル出来ません。次回以降の晴れた回収日まで、お手数をお掛け致しますがご自宅で保管して下さい。宜しくお願い致します。
加水分解を起こした合成皮革の衣類やバッグはリサイクル出来ません🆖ので、可燃ゴミ🚮として処分して下さい。
ツーピースやスリーピースの物などはセットがバラバラにならない様にして下さい。ベルト、フード、ストラップ、ファー、カラー、リボン🎀などの付属品は外さない様にして下さい。
ボタンやファスナー、ネームタグを切り取ったり、着用出来ない様にハサミ✂🆖を入れた物はリサイクル出来ません!のでご注意下さい。
また、濡れていたり汚れの酷い物もリサイクル出来ません!汚れの👁🗨目安は、ご自身のクローゼットやタンスに収納できる物はリサイクル可能品🆗で、それ以外の物は🆖です。
Rag House TVの再生リスト/古着の選別作業動画はこちらから▼
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悪代官と越後屋に物申す!反毛原料の闇とは♻ラグマスターのオピニオンの動画はこちら▼
🟣ラグハウスとは🟣
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)
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