🎉UCLAのTシャツ👕をレスキューした!Hanes BEFFY-T🗽MADE IN USA
ラグハウスの仕事はレスキューだ!古着の大海原からレアアイテムを救助する。
今回レスキューしたのは、UCLAのTシャツだ。

UCLAとは、University of California, Los Angelesの略で、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の事。校是は "Fiat lux"(そこに光あれ/Let There Be Light)。
1970年代に日本でUCLAのロゴが入ったトレーナーやTシャツなどのアパレル製品が人気を集め、「UCLAブーム」と称される現象が起きていました。これは、当時の日本のファッション、特に「アメカジ(アメリカンカジュアル)」ブームと密接に関係しています。
この現象の背景には、いくつかの要因が考えられます。
①アメカジブームの到来: 1970年代の日本は、アメリカの文化やファッションへの強い憧れがありました。特に若者たちの間で、アメリカの大学生活や西海岸のライフスタイルに根ざしたカジュアルなファッションが人気を集め始めます。「アメカジ」というスタイルが確立され、ジーンズ、スウェット、Tシャツなどが定番アイテムとなりました。
②「本物のカレッジプリント」としての魅力: UCLAは、その学術的な評価の高さはもちろんのこと、バスケットボールにおける輝かしい実績(ジョン・ウッデン監督時代の黄金期)もあり、アメリカ国内で非常に知名度の高い大学でした。そのロゴが入った製品は、単なるデザインとしてのプリントではなく、「本物」のアメリカのカレッジグッズとしての価値を持っていました。単なる「カレッジ風」とは一線を画し、UCLAという具体的な大学の名前とイメージが付随することで、よりAuthentic(本物)なアメカジアイテムとして受け入れられました。
③西海岸ライフスタイルへの憧れ: UCLAが位置するロサンゼルス、ひいては南カリフォルニアは、一年中温暖な気候、ビーチカルチャー、自由で開放的なライフスタイルといったイメージがありました。当時の日本の若者たちは、そのような西海岸の空気感に強い憧れを抱いており、UCLAのロゴ入りアイテムを身につけることで、そのライフスタイルをファッションに取り入れることができました。
④輸入衣料品の増加と流通: 1970年代には、アメリカからの古着や輸入衣料品が日本に入ってくる機会が増え、それらを通じてUCLAのロゴ入りアイテムも日本に流通するようになりました。ファッション雑誌などもアメリカのトレンドを取り上げるようになり、UCLAアイテムの認知度向上に貢献しました。
これらの要因が複合的に作用し、UCLAのロゴ入りトレーナーやTシャツは、単なる衣料品としてだけでなく、アメリカの文化や特定のライフスタイルへの憧れを象徴するアイテムとして、日本の若者たちの間で大きな人気を博したのです。
AIによる

Hanes BEEFY-T MADE IN USA、タグのデザインとシングルステッチ、胴丸仕様から80年代の物と推定。

💚ラグハウスとは💚
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)
💜レスキューシリーズをお読み頂く上での注意点💜
レスキューしたアイテムや、その歴史やディテールに付いての解説は、ラグマスターの浅薄な知識に基づくもので間違っている場合も有ります、その点はご容赦くださいます様お願い致します。
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