🗾国産第一号🎌のCANTONジーンズ👖を君は知っているか?CANTON1963モデルのGジャンをレスキューした✨
ラグハウスの仕事はレスキューだ!古着の大海原からレアアイテムを救助する。
今回の記事は2023年11月の記事を再編集したものです。
今回レスキューしたのは、CANTON1963モデルのGジャン。
東京オリンピック開催前年の1963年のこと。「CANTON(キャントン)」というブランド名で日本初の国産ジーンズが発売された。
このジーンズは、大石貿易という会社が、1899年創業のデニムミル、CANTON COTTON MILLSという、🗽米国ジョージア州アトランタの北にある小さな町で創業したデニムメーカーから、デニム生地を輸入して製造したものだ。
当時として珍しい本場米国製の生地をはじめ、TALONファスナーやSCOVILLリベットまでも輸入し、縫製もUNION SPECIAL社のミシンで縫い上げた、日本初のジーンズブランドだ。
残念な事に、1968年にキャントン・テキスタイル・ミルズ社とのブランド商標権の問題により、CANTONブランドの継続を断念し、その後はBIG STONE(大石)ブランドに改名。
そのBIG STONEも1975年のオイルショックの影響を受け1980年代を前に倒産した。
そして今回レスキューしたのは、そのCANTONのGジャンだ。

これだけコンデションが良く、これだけサイズの大きい物は、めったにお目にかかれないお宝品だ。

MADE IN USAと有るのは生地の事だ。

CANTON社製のデニム生地裏には、CANTONのスタンプが押してある。

出典、テキサス三つ葉固め


ところどころにコブが有る、荒々しい生地だ。

スコービル社製のリベットのはずなんだが、刻印が無いな。

横幅が有り丈が短い、いかにもビンテージって感じがする!
🎌国産ジーンズの詳しい歴史は、下記サイトのコラム🗾「国産ジーンズ誕生記」をご覧ください。

💚ラグハウスとは💚
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別してリサイクルしています。
①ウエスの原料(工業用の雑巾)
②反毛の原料(フェルトの原料)
③中古衣料(国内国外向け古着)
💜レスキューシリーズをお読み頂く上での注意点💜
レスキューしたアイテムや、その歴史やディテールに付いての解説は、ラグマスターの浅薄な知識に基づくもので間違っている場合も有ります、その点はご容赦くださいます様お願い致します。
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