人をダメにするクッション👎それは海もダメにするクッションだった!!🔴マイクロビーズの正体🔴
マイクロプラスチックによる海洋汚染
マイクロプラスチックによる海洋汚染の原因の一つには、化学繊維の衣服を洗濯する際に出る繊維屑をあげる事が出来ます。
これはこれで目に見えない分厄介な代物ですが、なるべく天然繊維の衣服を着用する事で必ず減らす事が出来ます。天然繊維の衣服は、リサイクルやリユースに関しても化学繊維より優等生です。この点については、またの機会にご紹介したいと思います。
さてマイクロプラスチックに話を戻しますが、我々ラグハウスのリサイクルラインに混入してくる厄介な代物の、マイクロビーズもマイクロプラスチックによる海洋汚染の一因だと考えられます。皆さんは、マイクロビーズをご存知でしょうか?あの
人をダメにするクッション
人をダメにするクッションの中に入っているポリスチレン製(発泡スチロール)のビーズの事です。
人をダメにするクッション
最近では枕やぬいぐるみの充填物としても使用されています。
この小さな白い物がマイクロビーズです
このマイクロビーズは軽いので一度飛散してしまったら、すべてを回収する事など不可能です。風に飛ばされ、用水路や川から海へ流れ込んでマイクロプラスチックになり、いずれナノプラスチックになる事は間違いないでしょう。つまり
人をダメにするクッションは海もダメにするクッションだった!
のです。
そして海洋生物が誤食し細胞内に蓄積され、それらを食べる人間の体内にもナノプラスチックが取り込まれる結果となるのです。
そこで問題提起します。製造販売しているメーカーに何らかの規制を設けなければいけないと思います。SDGs12つくる責任つかう責任のつくる責任には、しょぶんする責任も含まれるべきだと思うからです。
例えばリサイクルに関する表示を義務付けるとか、あるいは販売メーカーにリサイクルを義務付けしてしまうとか。自動車や家電製品なんかは法律でリサイクルが義務付けされているのだから、これらのインテリアにも可能なのではないでしょうか?皆さんはどう思われますか・・・
最後に、マイクロビーズをご覧になった事が無い方のために、動画をシェアさせて頂きますので是非ともご覧ください。
ラグハウスとは
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別しています。①ウエスの原料(工業用の雑巾)②反毛の原料(フェルトの原料)③中古衣料(国内国外向け古着)
このブログをお読み頂く上での注意点
このブログをお読み頂く上での注意点私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。
また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。
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