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魂の走り森田優弥が記念競輪で初優勝した!🚴‍♂️🚴‍♀️🚴🏿‍♂️🚴‍♀️🚴‍♂️🚴🏿‍♀️🚴🚴🏼‍♂️🚴🏼‍♀️💨

 

今回は番外編です。ラグマスターが男子競輪選手の中で一番注目している選手、森田優弥君(113期・埼玉)が先日行われた立川競輪G3開設72周年記念 鳳凰賞典レースでG3初優勝した話題です。ニュースや動画は下記リンクからご覧ください。

森田優弥とは

この森田優弥選手は1998年生まれの25歳、優勝記念写真で見てもわかる様に童顔で優しそうだ。

 

ところがレースになるとその様相は一変する、この童顔からはとても想像できないアグレッシブな走りを見せてくれるのだ。あの平原康多(注1)に、森田優弥は魂の走りを見せてくれると言わしめた男なのだ。


注1、87期・41歳・特別競輪を10回優勝している埼玉県所属のレジェンド競輪選手。

 

 

競輪とは

競輪は、バンク(競走路)の上を自転車で走り、誰が一番最初にゴールするかを競う競技です。単純にスピードを競うだけでなく、競ったり、ブロックしたりと、相手との駆け引きの要素が強いところが競輪の奥深さであり、面白さでもある。

 

そして競輪は風との戦いでもある。最高速度が70キロにも達するため、風の抵抗が一番の大敵なのだ。ゆえに、一人では勝つことが出来ないのでラインというチームで競争する事になる。普通は3人でラインを組むのだが、通常は1番前が風を切る若手先行選手、2番目と3番目がラインを固める選手になる。

 

先行選手は風を切り後ろの仲間を引っ張って行き、2番目の選手はを敵のラインをけん制したりブロックしたりし、3番目の選手は内側を突っ込まれない様にガードするという役割分担だ。

 

森田優弥の魅力とは

森田優弥の魅力とは、笑顔が可愛いところ。そして、いつでも総力戦なところだ、平原が言ったように魂の走りなのだ!

最近では行きっぷりが悪い若手選手が多い中、森田優弥はジャン先行(注2)は当たり前だし、先行争い(注3)も日常茶飯事だ。

 

また、位置取りするためにヘッドパンチ(注4)や先行するために邪魔な選手に体当たりする事もいとわないし、後方から追い上げてきた選手を自ら牽制するのは当たり前だし、自らブロックして失速させたり、とにかく攻撃的な走りをするのだ。

 

 

そのため落車させたり車体故障して、失格が多い事が玉に瑕だ。そのせいで今年は2回も斡旋停止(注5)を受けてお寺行(注6)きになっているのだ。

 

注2、バンクを一周半先行する事、400バンクだと600メートル風を切る事になる。


注3、先行選手同士が自分のラインを引き出すために競り合う事、普通に先行しても体力を消耗するのだが、先行争いをするとその疲労度は比ではない。


注4、頭を使ってブロックする事。


注5、競輪には重いペナルティとして「失格」があります。そのほかにも「重大走行注意」や「走行注意」などのペナルティが存在します。連続4ヶ月間において違反点数が120点以上となった選手は斡旋停止になります。つまりレースに出場できない。

 

注6、特別指導訓練という事で競輪学校で講習を受けたり、文字通りお寺にて5泊6日の修業が義務付けられます。連日早朝から座禅→掃除→座禅→掃除→精進料理(本格的に粗末な飯)→座禅→掃除→精進料理の繰り返し。自転車に乗った訓練は一切ないので、身体能力が衰えること必至な恐怖の「お寺行き」なのです。


2023/02/15あっせんをしない処置に係る違反点数累積状況

 

森田選手優勝おめでとう!そしてラグマスター的中&誕生日おめでとう!

ラグマスター一押しの森田優弥選手の優勝は当然おめでたいのだが、このレースを的中させたラグマスターはこの日(9月10日)が誕生日で63歳、3倍嬉しい誕生日になりましたとさ!

最後に森田優弥選手がG1優勝する日が来るのを心待ちにしながら、応援続けていきます。

森田優弥がんばれ!

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