🐀昭和35年生まれ61歳の僕が✴ブログとSNSを始めた理由✴
皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!
昭和35年生まれ61歳(初投稿時)の僕が、ブログとSNSを始めた理由
私はボロ(古着や古布、古繊維等の事、以下古着と表記)のリサイクル&リユース(以下リサイクルと表記)を40年以上生業にしています(この職業及び会社を以下ラグハウスと表記)。僕がラグハウスの仕事を始めた昭和54年頃は回収された古着は、ほぼ100%リサイクルされておりました。
さて現在はと言えば、50~65%しかリサイクルされていません。つまり回収された古着の35~50%がリサイクル出来ない物なのです。その内訳はリサイクルは出来るが需要が無い物が20~35%で、初めからリサイクル出来ない禁忌品が15%を占めています。
この禁忌品を市民の皆さんに知って頂きたくてブログとSNSを始めました。YouTubeを始めたのも同じ動機です、その動画をシェアしておきますので後ほどご覧下さい。
禁忌品の中で一番困る物は濡れている物や汚れの酷い物です。
古着は濡れていたり汚れが酷い物はリサイクルすることが出来ません。これらの物が混入すると、その他の綺麗な物までがリサイクル出来なくなってしまいます。絶対に混入させないように、皆さんにお願い致します。
濡れているとカビが生えたり、生乾きの悪臭が発生したりしてしまいます。皆さんはカビが生えたり、生乾きの悪臭が発生した洋服を着用出来ますか?当然ですが出来ませんよね。
回収された古着の多くは海外向けの中古衣料品として輸出されていますので、濡れた物は同じ理由でリサイクル出来ません。汚れの酷い古着も同じです、ご自身が着用出来なかったり、ご自身のタンスやクローゼットに収納できない物はリサイクル出来ません。

YouTubeの動画でも触れていない事柄
ここからはYouTubeの動画でも触れていない事柄について書いていきます。何故、僕がこうまでして禁忌品に付いて世の中に発信しようとしているのかを、お話したいと思います。
最初に述べたように、僕は古着のリサイクルを生業にしています。生業とは生計を立てるための仕事の事です。つまり古着のリサイクルで家族を養っていますし、この仕事で従業員やその家族も生計を立てているのです。そのためには利益を出さなければならないのです。
リサイクルやSDGsをお題目に掲げている怪しいNPO法人やボランティア団体とは違うのです。僕たちは環境をよ良くする為に仕事をしているわけでは有りません、生計を立てる為にしている仕事が、リサイクルやSDGsに関わり環境保全に役立っているだけなんです。だから利益が出ないとこの仕事を続けていくことが出来ないのです。
皆さんの中には僕たちラグハウスがリサイクルしている古着は、産業廃棄物処理業者のように手数料を貰って処理をしているんだと、思われている人がいるかもしれません。
しかしそれは違います、私たちはお金を払って古着を仕入れているのです。その仕入れた古着の50%が商品にならずにゴミとして処分されているのです。
ちょっと八百屋さんや肉屋さんを想像してみてください、仕入れた野菜や肉の半分が商品として売れずにゴミとして処分したらどうなると思いますか?当然ですが、利益など出る訳がなく潰れてしまうでしょう。
だから私たちラグハウスも利益を出さないと潰れてしまうんです!その為に禁忌品のゴミを排除しなければならないのです。この事実を皆さんに知ってもらいたくてブログとSNSを始めた次第です。皆さんお願いします、私のブログと動画をシェアして下さい。
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ラグハウスとは
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事で、和名は襤褸屋(ぼろや)です。ラグハウスでは、回収された古着を主に次の3種類の用途に選別しています。①ウエスの原料(工業用の雑巾)②反毛の原料(フェルトの原料)③中古衣料(国内国外向け古着)
このブログをお読み頂く上での注意点
私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。
また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。
Rag House TVのYouTube動画はこちらから▼
▼禁忌品リストは下記HPから、ご覧ください。
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