フレネル膜の取り扱い

斜視・複視のため、プリズム眼鏡にさらにフレネル膜を貼った眼鏡を使っています。

フレネル膜ってあまり馴染みがないかもしれませんね

眼鏡にペタっと貼るシートのようなもの。

こちらの写真で、縦に筋があるのがわかりますか。

この、縦の筋がフレネル膜で、眼鏡レンズの内側に貼ってあります。

逆側。

弱視側でレンズの厚みがかなりあります。

こちらに膜は貼っていません。

以前は、このようなお手入れグッズを使用していました↓

クリーナーや曇り止め。

でも、これでは、フレネル膜の溝に入り込んだ砂埃は取れません。

食器洗い洗剤をつけて、指でくるくるする方法も試しましたが、これは絶対にやってはダメです

膜が剥がれました… Oh

フレネル膜を使用していたことがあるという方から、メッセージで教わり、こちら購入しました。

100均のアイシャドウブラシ。

やわらかな筆なら代用できると思います。

水で流しながら、このブラシで溝に沿わせて汚れを落とします。

最後に、キッチンペーパーでそっと水分をふきとります。

この方法が一番良いですね

今回、ブログに載せるにあたり、取扱説明書をしっかりと確認しました。

メーカーによって違いはあるかもしれませんが、この方法は、ちゃんと取説でも推奨されていました

以下、取説より。

・眼鏡レンズを水道水で静かに洗い流すこと。

・洗い流した後に汚れが残っている場合は、やわらかいブラシで溝をきれいにすること。

・その際、ブラシをプリズムの目に沿って動かすこと。

・糸屑の出ないガーゼのような柔らかい布で軽く抑えるようにして水分をとること。

・医師から特別な指示があった場合は、それに従ってクリーニングを行うこと。

試す際は、大丈夫だとは思いますが、念のため、お使いのメーカーのホームページなどで、取り扱い方法を確認して下さいね。

どなたかの参考になればと思い、フレネル膜の取り扱いについて、載せてみました。

肝心の見え方は…

フレネル膜を使用しても、なかなかスッキリしないです

変わらず、複視もありますし。

日常生活に不便がない程度なら、バッチリ見えなくてもOKと考えて、妥協点を探しています。

とはいえ、フレネル膜は、解像度が下がるので、視力としては、あまり出ないんですよね。

そこが悩みどころ。

それから、見た目ですかね。

パッと見はわからないですが、フレネル膜の縦の筋がね…

目と目を合わせて話す時など、ジッと見たら、違和感があります。

光の加減にもよりますが。

手術したら変わるのか。

膜はいつまで続けるのか。

医師によっても考え方が異なるので、正解はないんですよね