昨日、祖父(父上の父上)のお墓参りに行きませんでした。おじいさん、ごめんなさい。
両親共働きだったので、私達姉妹は祖父母に育てられたようなもんです。
祖母は、毎日記憶をポロポロ落としながら生きていますが、祖父はヨダレ君が生まれる前に永眠しました。
優しかった祖父の記憶だけが残っています。
私は幼少より虚弱で、熱を出すと、祖父がすぐに近所のかかりつけ医まで連れて行ってくれました。親何しているんだ!って思うかもしれませんが、大学病院通院や入院となると有給を使ってしまうので、初期症状の時は祖父母が看病でした。
そんな祖父は、8月生まれ。
8月生まれだから暑いのが好き、寒いの苦手。なんて言ったら、世の中の8月生まれの方に文句を言われそうです。
祖父は、暑いのが大好きでした。寒いのが苦手でした。
でも、暑いのがいくら好きだからって、夏にズボンを2枚重ねて穿くのはどうかと思っていました。ボケているわけじゃなくて、夏でも朝のちょっと涼しい時とかに、長ズボンを2枚穿いてしまうんですよ。
祖父は、父上と同じようにガリガリな体型だったので、ズボンを2枚穿いても、全然へっちゃらです。たぶん、スキニーを2枚重ねでも穿けたと思います。
夏で2枚なので、冬は3枚になってしまうんです。さすがにこれには祖母が怒り出します。『シワシワになるでしょ!』と。論点ずれているような気がしました。
祖父は公務員でした。どこまで公務員一家なんだよ、ってくらい私達姉妹を除いて公務員一族です。右も左も公務員。公務員にあらずんば、この家の者で無しくらいの勢いです。平家ですか!!平家なの!!ま、平家が負けたように、私達姉妹によって、公務員の血が途切れるわけですけどね。
祖父は、現役時代、ヘビースモーカーだったそうです。私の記憶の中の祖父は既に退職後なので、煙草を吸っていたイメージがまったくありません。ちなみに、曽祖父はヘビースモーカーで、80歳を超えてもヘビスモ。80歳を超える長寿で亡くなったそうです。
すごいな、と思うのが、祖父は、『退職したら煙草を止める』と宣言して、それを確実に実行したそうです。有言実行の大正生まれ。
祖父は、フンドシ愛用者でした。だから、『おじいさんというものはフンドシをはいている』と思っていました。でも、友人に聞いたら、『うちのおじいさんは白ブリだよ』と言われ、ショックを受けました。おじいさんが白ブリって!!おじいさんは白フンだろ!!
祖父は、寝るとき、パジャマではありませんでした。和服?寝間着?ラフな和服?寝る用和服?風呂から上がったら着ていたから、浴衣?すみません、何というのかわかりませんが、映画『ディア・ドクター』で八千草薫さんが寝るときに着ていたものの男性版みたいな感じです。
祖父も読書が大好きでした。それは、父上、私と確実に受け継がれています。ええ、もう嫌になるくらい。
私が、まだ子供で、祖父が元気に生きているころに一瞬だけでいいから戻って、祖父に『ありがとう』と言いたいです。