2024年に読んだ本と見た映画について、振り返る。

 

【本】

1月

1/?宮部みゆき「ソロモンの偽証 第Ⅰ部:事件」(2012年新潮社741p)

1/14村上龍「オールド・テロリスト」(2015年文藝春秋社565p)

1/18叶井俊太郎「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と文化人15人の"余命半年"論」(2023年サイゾー310p)

1/20小野一光「昭和の凶悪殺人事件」(2022年幻冬舎文庫dブック)

1/21宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」(2023年新潮社200p)

1/21筒井康隆「カーテンコール」(2023年新潮社247p)

1/22梨「かわいそ笑」(2022年イースト・プレス190p)

1/30梨「6」(2023年玄光社239p)

 

2月

2/9阿部和重「シンセミア(上)」(2003年講談社文庫kindle)

【10】2/11宮部みゆき「ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意(上)」(2012年新潮文庫525p)

2/12牧村康正「『仮面』に魅せられた男たち」(2023年講談社332p)

2/21芦花公園「異端の祝祭」(2021年角川ホラー文庫dブック)

 

3月

3/10辻野弥生「福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇」(2023年五月書房新社269p)

3/13松本清張「小説 帝銀事件」(文春文庫DMMブック)

3/16阿部和重「シンセミア(下)」(2003年朝日新聞出版411p)

3/20岡田斗司夫「遺言」(2010年筑摩書房390p)

3/23芦花公園「漆黒の慕情」(2022年角川ホラー文庫dブック)

3/24宮部みゆき「ソロモンの偽証 第Ⅱ部:決意」(2012年新潮社715p)

 

4月

4/7長山靖生「日本SF精神史【完全版】」(2018年河出書房新社446p)

【20】4/7小川哲「君が手にするはずだった黄金について」(2023年新潮社243p)

4/13町山智浩「アメリカ人の4人に1人はトランプが大統領だと信じている」(2021年文藝春秋社255p)

4/14町山智浩「映画と本の意外な関係!」(2017年集英社インターナショナル新書221p)

4/14加藤直樹「トリック:『朝鮮人虐殺』をなかったことにしたい人たち」(2019年ころから178p)

4/25宇野常寛「母性のディストピアⅠ:接触篇」(2017/2019年ハヤカワ文庫DMMブック)

4/26西村寿行「滅びの宴」(1982/2006年光文社文庫DMMブック)

4/30宮部みゆき「ソロモンの偽証 第Ⅲ部:法廷(上)」(2012年新潮文庫564p)

 

5月

5/3中川右介「社長達の映画史:映画に賭けた経営者の攻防と興亡」(2023年日本実業出版社541p)

5/3黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」(1981/2006年講談社294p)

5/11宮部みゆき「ソロモンの偽証 第Ⅲ部:法廷(下)」(2012/2014年新潮文庫596p)

【30】5/12九段理江「東京都同情塔」(2024年新潮社143p)

5/13吉村昭「島抜け」(文春文庫DMMブック)

5/19小野不由美「鬼談百景」(2012年メディアファクトリー316p)

5/22宇野常寛「母性のディストピアⅡ:発動篇」(2017/2019年ハヤカワ文庫DMMブック)

 

6月

6/1是枝裕和「映画を撮りながら考えたこと」(2016年ミシマ社414p)

6/4町山智浩「『最前線の映画』を読む Vol.3 それでも映画は『格差』を描く」(2021年集英社インターナショナルdブック)

6/9吉川祐介「限界ニュータウン:荒廃する超郊外の分譲地」(2022年太郎次郎社エディタス239P)

6/11麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」(2024年文藝春秋社207p)

6/17西村寿行「峠に棲む鬼(上)」(1980年徳間文庫DMMブック)

6/27大泉実成/庵野秀明「庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン」(1997年太田出版Kindle)

 

7月

【40】7/3逢坂冬馬「歌われなかった海賊へ」(2023年早川書房375p)

7/?竹熊健太郎/庵野秀明「庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン」(1997年太田出版Kindle)

7/6外山薫「息が詰まるようなこの場所で」(2023年KADOKAWA256p)

7/7今井悠介「体験格差」(2024年講談社現代新書198p)

7/14石井光太「無縁老人:高齢者福祉の最前線」(2024年潮出版社294p)

7/14吉川祐介「限界分譲地:繰り返される野放図な商法と開発秘話」(2024年朝日新書238p)

7/15辻村深月「傲慢と善良」(2019年朝日新聞出版414p)

7/20阿部恭子「高学歴難民」(2023年講談社現代新書188p)

7/20外山薫「君の背中に見た夢は」(2024年KADOKAWA293p)

7/28澤村伊智「斬首の森」(2024年光文社279p)

 

8月

【50】8/?小池一夫「小池一夫対談集 キャラクター60年 第一巻~第三巻」(2014年ゴマブックス株式会社Kindle)

8/4吉村昭「遠い日の戦争」(1978/1984年新潮文庫286p)

8/11吉村昭「零式戦闘機」(1978年新潮文庫384p)

8/11羽根田治「これで死ぬ:アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集」(2023年山と渓谷社144p)

8/15瀬口晴義「人間機雷『伏龍』特攻隊」(2005/2017年講談社Kindle)

8/16宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」(2024年新潮社199p)

8/18羽根田治(手記:冨樫篤英)「ドキュメント生還2:長期遭難からの脱出」(2024年山と渓谷社245p)

8/25麻布競馬場ほか「本当に欲しかったものは、もう-Twitter文学アンソロジー-」(2023年集英社173p)

8/26神原一光「WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーブメント」(2024年小学館251p)

 

9月

9/1吉村昭「帰艦セズ」(1988/2023年文春文庫254p)

【60】9/2朝井リョウ「スペードの3」(2013/2017年講談社文庫Kindle)

9/2五十嵐貴久「死写会」(2024年実業之日本社AmazonAudible)

9/8川上未映子「黄色い家」(2023年中央公論新社601p)

9/11新庄耕「地面師たち」(2019年集英社283p)

9/12池井戸潤「俺たちの箱根駅伝(上)」(2024年文藝春秋社AmazonAudible/373p)

9/22宮部みゆき「荒神」(2014/2017年新潮文庫688p)

9/30 池井戸潤「俺たちの箱根駅伝(下)」(2024年文藝春秋社AmazonAudible)

 

10月

10/3高橋ユキ「つけ火の村:山口連続放火殺人事件を追う」(2023年小学館文庫AmazonKindle)

10/4背筋「口に関するアンケート」(2024年ポプラ社64p)

10/6村上春樹「街とその不確かな壁」(2023年新潮社661p)

【70】10/11森功「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(2018/2022年講談社文庫AmazonAudible)

10/?大槻ケンヂ「くるぐる使い」(角川文庫AmazonKindle)

10/13フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー/亀山郁夫訳「未成年(1)」(Подросток by Фёдор Миха́йлович Достое́вский2021年光文社古典新訳文庫AmazonKindle511p)

10/18週刊SPA!編集部特殊詐欺取材班「ルフィの子どもたち」(2024年扶桑社新書AmazonAudible)

10/19村上龍「MISSING 失われているもの」(2020年新潮社259p)

10/25ビートたけし「バカ論」(2017年新潮新書AmazonAudible)

 

11月

11/1梨「自由慄」(2024年太田出版AmazonKindle)

11/2黒澤いづみ「人間に向いてない」(2018年講談社335p)

11/3フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー/亀山郁夫訳「未成年(2)」(Подросток by Фёдор Миха́йлович Достое́вский2022年光文社古典新訳文庫AmazonKindle399p)

11/4橋本忍「複眼の映像-私と黒澤明-」(2006年文藝春秋社306p)

[80]11/7クノタチホ「コンプルックス」(2024年サンマーク出版AmazonAudible)

11/9石井光太「スマホ育児が子どもを壊す」(2024年新潮社265p)

11/12高部大問「ファスト・カレッジ:大学全入時代の需要と供給」(2024年小学館新書AmazonAudible)

11/14エーリッヒ・ショイルマン/岡崎照男訳「パパラギ:はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集」(Der Papalagi: Die Reden des Südseehäuptlings Tuiavii aus Tiavea by Erich Scheurmann2009年SB文庫AmazonKindle)

11/20三宅香帆「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(2024年集英社新書AmazonAudible)

11/20芦花公園「正者の落角」(2023年角川ホラー文庫DMMブックス)

11/24上条一輝「深淵のテレパス」(2024年東京創元社254p)

11/26島田裕巳「日本の10大カルト」(2024年幻冬舎新書AmazonAudible)

 

12月

12/5大塚康生「作画汗まみれ 改訂最新版」(2013年文春文庫AmaonKindle)

12/5染井為人「芸能界」(2024年AmazonAudible)

[90]12/7フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー/亀山郁夫訳「未成年(3)」(Подросток by Фёдор Миха́йлович Достое́вский2023年光文社古典新訳文庫AmazonKindle597p)

 12/8韓江(ハン・ガン)/斎藤真理子訳「すべての、白いものたちの」(2018年河出書房新社186p)

12/9北沢陶「をんごく」(2023年KADOKAWA237p)

12/10佐々木チワワ「『ぴえん』という病 SNS世代の消費と承認」(2021年扶桑社新書AmazonAudible)

12/12氷川竜介・藤津亮太編「ガンダムの現場から:富野由悠季発言集」(2000/2024年キネマ旬報社AmazonKindle)

12/15西井開「『非モテ』からはじめる男性学」(2021年集英社新書AmazonAudible)

12/19「黴の生えた病棟で ルポ 神出病院虐待事件」(2024年毎日新聞出版AmazonAudible)

12/21村上龍「69-Sixty nine-」(1987/1990年集英社文庫244p)

12/31角田光代「方舟を燃やす」(2024年新潮社425p)

 

読了できた本は98冊。年初から100冊を目標と企んでいたが、あと2冊届かず。

内訳は、

■紙の本 :59(購入3 図書館56)

■電書  :25

■Audible:14

 

このままだと積ん読を消化できずに人生が終わる気がする……と、にわかに焦り始めたのが2022年頃。

2023年に入ってからは、日々の生活で意識的に本を読むことに努める。電子書籍を買ったきり長らく放置している問題も、Amazon専用端末なKindle から他の電書アプリも読める汎用リーダー(BOOX POKE 5)への乗り換えで、読むハードルが劇的に下がった。

23年を電書元年とするなら、去年はAudible 元年と振り返りたい。

7月のアマゾンプライムデーで3ヶ月お試し加入したものの、1ヶ月以上塩漬け状態。紙の本に先んじてAudibe で先行公開という触れ込みだったホラー小説「死写会」がきっかけで、どんなものかなと聴いているうち、だんだん慣れてくる。「死写会」自体は今年の98冊の中でもワースト級だったが、Audible 生活の扉を開いてくれた意味では重要な一冊だった。

9月以降は紙/電書/Audibleの三本柱による濫読体制が確立。前半1~6月までの39冊に対し、後半7~12月は59冊の読了を積み上げることができた。

問題は紙の本が図書館に寄りすぎていることで、購入した本の積ん読は全然消化できていなかった……。

 

本のセレクトについては、上記のとおり高尚とは無縁。

年間を通してホラー系小説と事件系ノンフィクションを中心に、「地面師たち」「成瀬は天下を取りにいく」「なぜ働いていると本が読めないのか」などのベストセラー本をちょいちょい挟みつつ、やっぱり大好き吉村昭

麻布競馬場や外山薫らのいわゆるタワマン文学は、今後の若者小説のスタンダードになっていくのか、成り行きが気になるところ。

「街とその不確かな壁」からの「パパラギ」は、読んだ本が次に読む本を教えてくれる、典型的なパターン。

大学時代によく読んでいた作家の巡礼再開も、23年から引き続きの村上龍に加えて、宮部みゆき、更に10月以降はドストエフスキーにも手を伸ばしたり。

 

【映画】

1月

「君たちはどう生きるか」(宮﨑駿監督2023年124min.★2.5USシネマ千葉ニュータウン)

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(ジェームズ・マンゴールド監督2023年154min.★3Disney+)

「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」(白石晃士監督2023年122min.★2.5U-NEXT)

「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」(白石晃士監督2023年77min.★2.5U-NEXT)

 

2月

「ジュエルペット:あたっくとらべる!」(ねぎしひろし監督2020年24min.★2.5)

「ラ・ジュテ」(La Jéteクリス・マルケル監督1962年29min.★3Youtube)

「伝説の映画監督-ハリウッドと第二次世界大戦-」(Five Came Backロラン・ブーズロー監督2017年59+67+69min.★4Netflix)

 

3月

「12モンキーズ」(12monkeysテリー・ギリアム監督1995年129min.★3U-NEXT)

「エクソシスト3」(The ExorcistⅢウィリアム・ピーター・ブラッティ監督1990年109min.★3U-NEXT)

【10】「福田村事件」(森達也監督2023年137min.★3U-NEXT)

「ブラックライト」(Blacklightマーク・ウィリアムズ監督2021年103min.★2.5U-NEXT)

「エクソシスト:ビギニング」(Exorcist The Beginningレニー・ハーリン監督2004年113min.★3U-NEXT)

 

4月

「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(Under The Skinジョナサン・グレイザー監督2014年108min.★3DVD)

「残穢【ざんえ】住んではいけない部屋』(中山義洋監督2016年108min.★2.5AmazonPrimeVideo)

「ジェニファーのしたこと」(What Jennifer Didジェニー・ポップルウェル監督2024年87min.★3NETFLIX)

「生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事」(佐古忠彦監督2021年118min.★4AmazonPrimeVideo)

「ノストラダムスの大予言」(舛田利雄監督1974年114min.★3)

「恐怖の報酬」(Le Salaire de la peurジュリアン・ルクレルク監督2024年108min.★2.5NETFLIX)

「MEMORY メモリー」(Memoryマーティン・キャンベル監督2021年114min.★2.5U-NEXT)

 

5月

【20】「6アンダーグラウンド」(6Undergroundマイケル・ベイ監督2019年128min.★3NETFLIX)

「ミッドサマー」(Midsommerアリ・アスター監督2019年147min.★2.5AmazonPrimeVideo)

「メルトダウン:今語られるスリーマイル島原発事故」(Meltdown Three Mile Island[TV Mini Series]2021年★3.5NETFLIX)

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(古賀豪監督2023年105min.★3AmazonPrimeVideo)

「ゴジラ×コング 新たなる帝国 【IMAX】」(Godzilla×Kong: The New Empireアダム・ヴァンガード監督115min.★3ユナイテッドシネマテラスモール松戸)

「花束みたいな恋をした」(土井裕泰監督2021年124min.★3.5AmazonPrimeVideo)

「劇場版 白石晃士の決して送ってこないでください」(白石晃士監督2023年78min.★2.5U-NEXT)

「バッド・デイ・ドライブ」(Retributionニムロッド・アーントル監督2023年91min.★3U-NEXT)

 

6月

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」(福田己津央監督2024年125min.★2.5AmazonPrimeVideo)

「THE FIRST SLAM DUNK」(井上雄彦監督2022年124min.★3Netflix)

【30】「世界の終わりから」(紀里谷和明監督2023年135min.★2.5Netflix)

「アトミック・カフェ」(The Atomic Cafeケヴィン・ラファティ&ジェーン/ローダー&ピアース・ラファティ監督1982年87min.DVD再)

「バタフライ・エフェクト」(The Butterfly Effectエリック・ブレス&J・マッキー・グラバー監督2003年114min.DVD再)

 

7月

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」(Battle:Los Angelsジョナサン・リーベスマン監督2011年116min.Blue-ray再)

「マリグナント:凶暴な悪夢」(Malignantジェームズ・ワン監督2021年112min.★3AmazonPrimeVideo)

「ソーシャル・ネットワーク」(The Social Networkデヴィッド/フィンチャー監督2010年120min.DVD再)

 

8月

「情事」(L'avventuraミケランジェロ・アントニオーニ監督1960年139min.★3U-NEXT)

「SNS-彼女たちの10日間-」(Caught in the Netバーラ・ハルポヴァー&ヴィート・クルサーク協働監督2020年104min.★3.5AmazonPrimeVideo)

「太陽はひとりぼっち」(L'eclipseミケランジェロ・アントニオーニ監督1962年118min.★3U-NEXT)

「夜」(La notteミケランジェロ・アントニオーニ監督1961年117min★2.5DVD)

「渇き。」(中島哲也監督2014年119min.★3.5Blue-ray)

【40】「ツイスター」(Twisterヤン・デ・ボン監督1996年113min.★3AmazonPrimeVideo再)

「ツイスターズ【4DX】」(Twistersリー・アイザック・チョン監督2024年122min.★3【4DX補正:★4】シネマサンシャイン平和島)

「クリード:過去の逆襲」(CreedⅢマイケル・B・ジョーダン監督2023年117min.★3AmazonPrimeVideo)

 

9月

「エイリアン:ロムルス」(Alien:Rumlusフェデ・アルバレス監督2024年119min.★3.5MOVIX三郷)

「最後の決闘裁判」(The Last Duelリドリー・スコット監督2021年153min.★3Disney+)

「フェイブルマンズ」(The Fabelmansスティーヴン・スピルバーグ監督2023年151min.★3.5AmazonPrimeVideo)

「岬のマヨイガ」(川面真也監督2021年106min.★2AmazonPrimVideo)

「夏へのトンネル、さよならの出口」(2022年田口智久監督82min.★3AmazonPrimeVideo)

「哀れなるものたち」(Poor Thingsヨルゴス・アルティモス監督2023年143min.★2.5Disney+)

 

10月

「死の谷間」(Z for Zachariyahクレイグ・ゾベル監督2015年97min.★3AmazonPrimevideo)

【50】「シビル・ウォー:アメリカ最後の日」(Civil Warアレックス・ガーランド監督2024年109min.★3.5MOVIX三郷)

「きさらぎ駅」(永江二朗監督2022年82min.★2AmazonPrimeVideo)

「TENET/テネット」(TENETクリストファー・ノーラン監督2020年150min.★2AmazonPrimeVideo)

「ラスト・ショー」(The Last Picture Showピーター・ボグダノヴィッチ監督1971年126min.★3U-NEXT)

「橋」(Die Brückeベルンハルト・ヴィッキ監督1959年104min.★3.5ニコニコ動画/YouTube)

「ノマドランド」(Nomadlandクロエ・ジャオ監督2021年108min.★3.5Disney+)

 

11月

「テリファー」(Terrifierダミアン・レオーネ監督2016年84min.★2AmazonPrimeVideo)

「グラディエーター」(Gladiatorリドリー・スコット監督2000年154min.U-NEXT再)

「グラディエーターⅡ」(Gladiiatorリドリー・スコット監督2024年148min.★2.5MOVIX三郷)

「イット・フォローズ」(It Followsデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督2014年99min.★3U-NEXT)

 

12月

【60】「陪審員2番」(Juror#2クリント・イーストウッド監督2024年114min.★3.5U-NEXT)

「どうすればよかったか?」(藤野知明監督101min.★3キネカ大盛)

「ソウルの春」(서울의 봄/12.12: The Dayキム・ソンス監督2023年142min.★3.5U-NEXT)

 

年間で62本。うち映画館での鑑賞は7本。再鑑賞が5本。

満足度が高かった★3.5以上を太字としている。

「生きろ:島田叡 戦中最後の沖縄県知事」「伝説の映画監督-ハリウッドと第二次世界大戦-」「ツイスターズ(4DX)」が、年間最高★4の面々。前二作は第二次大戦ドキュメンタリーで、「ツイスターズ」は4DX効果に拠るアトラクションとして楽しんだクチ。

一方、★2以下は見なきゃよかったレベルで、「岬のマヨイガ」「きさらぎ駅」「TENET/テネット」「テリファー」が四天王だった。

 

順調だった本の一方で、映画は数を稼げない状況が続いているここ数年を、同様になぞった形。

平日は時間を確保できず、じゃあ週末はといえば読書を優先せざるを得ず(図書館の返却期限に急かされ)では、わずか2~3本で一ヶ月を終えてしまうのもむべなるかな。7月に至っては3本中2本が再鑑賞という、さびしい内容だった。

9月の「エイリアン:ロムルス」で休日前夜に映画館へ立ち寄ることの魅力に気づき、10月の「シビル・ウォー」、11月の「グラディエーターⅡ」と月イチペースで軌道に乗ったかと思われたところで、行きやすかったMOVIX三郷が閉館してしまったのは残念でならない。

洋画の国内興行不振の影響か超大作でもパンフレットが制作されないなど(グラディエーターⅡ)、パンフをめぐる状況は厳しい。

とはいえ、購入した上記の二冊は内容充実で、映画本編の印象を底上げしてくれた。

映画のパンフレットはスタッフ・キャストのインタビューはじめ、文字がたくさんあればあるほど嬉しい。