[特撮]
ニコニコ動画で、「特捜ロボ ジャンパーソン」
#26「超速カーバトル」
帯刀コンツェルンの帯刀龍三郎は、ジャンパーソン打倒のためのバトルカーに搭載するキャノン砲を完成させるべく、その道の権威な二階堂博士をマヤと新たな秘書シンディに命じて誘拐、その現場に居合わせた息子のマサハルはかおるの弟・周平に助けを求め、話を聞いたジャンパーソンは二階堂家へ駆けつけると、周平も超天才と認めるマサハルは「交通事故に遭った時にもお父さんがつきっきりで看病してくれた」と語って、ジャンパーソンは父子に強い絆以上の何かを見たらしいのだったが、ジャンパーソンのダークジェイカーの武装であるキャノン砲も二階堂博士の技術を応用したものとのことで、ジャンパーソンは来る戦いに備えて、かおるが開発中の新マシン・ジェイガリバーの完成を急がせるのだったが、その頃、帯刀は新たに設けた地下秘密工場にさらった博士が言うことを聞かないとみるや、マサハルを改めて誘拐、息子を人質に取られた博士はやむなく協力するも、誘拐時に肩を撃たれたのみならず持病の心臓が悪化してしまい、父を救うためマサハルは「キャノン砲の設計図は頭の中に入っている」と自ら作業を申し出て帯刀にも有無を言わせず、しかし父をさらった奴らを許さないとマサハルはキャノン砲を10発撃った時点で爆発するよう細工をするのだったが、ジャンパーソンがマサハル誘拐の報をかおるから聞いてスカイジェイカーで上空から捜索するも埒が明かないなか、キャノン砲の完成を見届けた帯刀は用済みとなった博士を始末しようとするが、秘書のマヤが撃った銃弾は父をかばったマサハルに命中、するとマサハルの体は機械の正体を露わにして、息子がロボットだったと知った帯刀は人質の価値はないと、代わりに博士をマヤの運転するバトルカーに乗せジャンパーソンを迎え撃つべく出撃、時限爆弾が仕掛けられた基地で意識を取り戻したマサハルは自分でも知らなかった機械の体にショックを受けるも、キャノン砲が10発で爆発することをジャンパーソンへ伝えるべく露出した配線をショートさせることで信号を発信、マサハルの危機を知ったジャンパーソンだがマヤのバトルカー相手に苦戦を強いられ、スカイジェイカーがキャノン砲の直撃を受けた絶体絶命のその時、ついに完成なったジェイガリバーが空を割いて現れるや、ジャンパーソンはダークジェイカーと互換性のあるドリルジェイカーへ換装、マヤがキャノン砲で発生させた落石攻撃を物ともせずドリルジェイカーで地下基地へ侵入すると、爆発寸前の基地からマサハルを救出、すぐさま地上へ戻るやブレイクナックルでバトルカーを博士の座る助手席側から攻撃して動きを止めたところをジャンバルカンで攻撃、10発目を撃たせることなくバトルカーの破壊に成功し、マヤとシンディと共に撤退する帯刀は「次こそはジャンパーソンを殺す」と恨みの眼差しを送るのだったが、救出された二階堂博士はマサハルへ、本当のマサハルは交通事故で命を落としていたことを告白、けれどロボットであっても息子と何ら変わらないと強く抱き合う父子を、ジャンパーソンは優しく見つめるのだった。
新しい武装(おもちゃ)ジェイガリバーのお披露目会だが、二階堂父子側のエピソードとやや喧嘩している印象なエピソード。
前回セーラを失った帯刀も単純な悪人キャラに描かれ、新加入のシンディもあまり目立った活躍をせず、それにガンギブソンはどこいったんだよと、全体にややちぐはぐ感があった。
(2022/11/12)

