22km 16+6

早朝、雨がざっと降ったらしいが、日中は曇り空。晴れ間ものぞく。夜には、また一雨来た。

日中は南風が強く吹き荒れて、関東地方は春一番とのこと。


今週も電車賃をケチって、16km コースを取る。

疲労感が非常に強く、入りは5m08s-5m03s-4m45s。キロ5クリアに手間取り。その後は4分40秒台で安定したものの、辛い時間が続いていた。


と、間もなく7km というところで、ロードバイクに乗ったおじさんが背後から近づくや、隣に並んで話しかけてくる気配。

「前から、走っているあんたが気になってた。千葉でも見たし茨城でも見た。どうして埼玉に?」

今日は違うけど、日によっては全部走って繋いでると答えて、びっくりされる。

通る時間帯がだいたい同じせいもあろうとは思うが、見る人が見れば目立っているらしい。

こういうことがあると戒めに思い出すのは、のび太の友だちなヤスオ? の言葉。

イエース。

15巻「こっそりカメラ」

 

お喋りしていた7-8km 間、前の1キロから落としたものの、これが良いカンフル剤に。次の1キロは4m28s と30秒クリアで、その後も30秒台で推移。12km 以降は4m27s-4m26s-4m15s-4m27s とスピード感を得て終了する。

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ここまでのBGM は、Edenbridge「The Bonding」(2013)→「Dynamind」(2019)

女性ヴォーカル+シンフォゴシックメタル界では、もはやベテランの風格漂うオーストリアのEdenbridge。2000年の1st 以来コンスタントに新作をリリースして、本作でいよいよ10枚目。活動期間と枚数では、ジャンルのトップに君臨するのでは。

良く言えば全くブレない、悪く言うと金太郎飴な作風も、20年貫徹すれば立派なものだと思う。

本作も安定の一枚ながら、↑のケルト方面に舵を切った新境地も聞かせてくれる。


電車を降りて、後半6km。内陸を離れたせいか、風が物凄く強くなっている。

珍しいド追い風の恩恵を受け、4m49s-4m24s-4m15s-4m01s-3m58s-4m00s。6kg 背負ってこのラップ進行は、なかなかない。

その後の自転車10km までのBGM は、Delain「Apocalypse & Chill」(2020)

Within Temptation を抜けたメンバーが結成したバンドという背景もあり、長らくWT の後輩格な立ち位置に甘んじていたDelain。

WT がより一般受けするサウンドを狙った結果、バンドとしての方向性が行き詰まりつつあるのを尻目に、シンフォゴシックの枠内でサウンドをブラッシュアップさせてきたDelain は、本作でいよいよWT の呪縛から抜け出しつつある。


ラン:22km(16+6)

使用シューズ:Salomon Sonic Pro NEW

1km平均ラップ:4m39s(16k),4m15s(6k)

ベストラップ:3m58s(20-21k)

ザック荷重:6.3kg

消費カロリー:1595kcal

天気:くもり曇(気温15℃:13時)

BGM:

~16k:Edenbridge「The Bonding」(2013)→「Dynamind」(2019)

~22k+Bike10k:Delain「Apocalypse & Chill」(2020)

 

帰宅後、気絶。

今日は本当に疲れた。

 

来月8日にエントリーしていた、第35回大山登山マラソンが中止と発表される。

2017年からの過去3回、いずれも怪我とぶちあたり。ロキソニン投入でも、足が痛い痛いと半泣きで走る羽目を繰り返す。一度くらいは万全のコンディションで臨みたい、今年こそはと意気込んでいた。

幸い、今日まで順調に仕上がってきていたところへ、新型コロナウイルスのせいで大会中止……。

来年エントリする気持ちが、もう挫けそう。

 

[週間走行距離]

24+16+4+40+35+39+22=180km(前週-22km)

週のはじめは左足の不調に苦しんだけれど、後半へ行くにつれてだんだん調子を戻していった一週間だった。

 

[今日の脳トレswitch]

Nintendo Switch「東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」(2019年任天堂)

57日目。

各トレーニングを淡々とこなす。

 

今日の脳年齢チェックは、

最高数字テスト(抑制力)

計算25テスト(処理速度)

連続減算テスト(短期記憶)

の3本です。

  

本日の成績:脳年齢20才(前日±0)

25日連続20才&トライアングルコンプリート。4週間と一ヶ月が、射程圏内に入ってきた。

「最高数字」、記録更新。トレーニング「二重課題」と違って、お手つきしても秒数加算のペナルティはなし。これは、仕様的にミスってるのではと言う気がしないでもない。

 

 

ワーキングメモリートレーニング:18バック(クリア)

2セット残っているが、疲れていてやる気がしないわー。

 

そして第2回世界一斉脳トレ大会。もう一週間経った。早いな……。

今回の種目は、トレーニングから「計算100」と「直前写真」、脳年齢チェックテストから「最高数字」「後出勝負」の四つ。

各種目とも二回挑戦できるが、一気にやって失敗した先週の反省から、今日と明日で一度ずつトライするつもり。

 

[本]

羽根田治「十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕」(山と渓谷社2020年395p)

国内で多数の犠牲者を出した山岳遭難事故を、近代登山黎明期から直近ではツアー登山の危険性が浮き彫りになったトムラウシ山での事例まで、残された記録を中心にたどる。

著者の「遭難ドキュメント」シリーズは全部読んでいて、その流れでこの新刊も。

頻出する登山用語は知ってて当然な雰囲気で、ライトな読者にはハードルが高いところも。

相変わらず校正が甘く、山と渓谷社の本はみんなこうなのかな?


甲斐駒ヶ岳学校登山事故は、新田次郎が記録文学として「聖職の碑」を著し、映画にもなった(「八甲田山」の二番煎じでコケた)。

吾妻連峰雪山遭難事故は、NHK の非情なドキュメンタリ「そして5人は帰らなかった」が印象的(ニコ動でいまだに視聴可能)。

本書も含めて、生死を分かつ紙一重を探る山岳事故の記録は、惹かれてやまないものがある。



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