今日も寒い。さいたま市では、最低気温-9.8℃と観測記録を更新した模様。
日曜日の勝田マラソンに備え、走行距離を調整する最低限7km コース。
が、水曜来の左足かかとの痛みが強く、7km すら走り通せない。ネットで調べたところ、当てはまる病名は足底筋膜炎しかない感じ。捻挫の方がようやく一段落ついたと思ったら、まーた月単位の痛みとの付き合いになるのか……。
ひとまず、迫っている勝田や来週の守谷ハーフマラソン、来月の東京マラソンはどうなるのか、途方に暮れる。
ラン:7km
1km平均ラップ:5m13s
ベストラップ:4m37s(4-5k)
消費カロリー:532kcal
天気:晴(気温3℃:15時)
その東京マラソン2018 の、お知らせメールが届く。
このペーパーレス時代、東京マラソンはいつの間にか書類郵送をやめていたらしい。
前日まで受付のビッグサイトEXPOには、スマホをかざして入場せよとのこと。
(↑後日、今まで通り書類が届いて、そんなことはなかった)
[本]
![]() | コレラの時代の愛 3,240円 Amazon |
ガルシア・マルケス/木村榮一訳「コレラの時代の愛」(Gabriel Garcia Marques/El amor en los tiempos del colera新潮社528p)
19世紀末から20世紀前半のコロンビアを舞台に、とある男女が知り合い離れ、それぞれの人生を経て再び結ばれるまでの50年あまりの歳月を描く。
男と女と女の夫、主要登場人物は三人きりだけれど、彼らを中心に多数のキャラクタが入り乱れて、膨大で豊穣なエピソードは彼らをまるで実在の人物のように息づかせる。若者が老年に至るまでの人生そのものを小説で表現する、その筆力の高さに圧倒される。同じラテンアメリカ作家に属するリョサの、去年読んだ「悪い娘の悪戯」と作品のスタイルに通じるものが見られて、興味深い。
ガルシア・マルケスは、何年も前に「百年の孤独」一冊を読んだきりだったけれど、続けて他の作品にも触れてみたい。
ハビエル・バルデム主演で映画化されていたらしい(2007)。忠実に描いたら何時間あっても足りない内容だけれど、137分か……。