Thank God, It's Blooomin'‼️🪴
まいど、ATSUSHIです😽
昔からあると思うんですが、
色んなケースでニュースになってるなーと思う
「不起訴処分」
【オリックス】オンラインカジノ疑惑の山岡泰輔は不起訴処分 小浜球団本部長「早く1軍の中に戻ってくれるように」
10代の女性にわいせつな行為…逮捕された自衛官 検察は不起訴処分に 広島
ハンマーで殴り合い殺人未遂容疑で逮捕のベトナム人男性2人を不起訴に 理由は明らかにせず 静岡地検沼津支部
どう思いますか?
あるいは、どういう印象をうけますか?
なーんて言われてもって感じですよね。
しかし、
たとえばじぶんの家族親友友だち知人
誰かが事件に巻き込まれて
明らかに加害者がわかってる時に
「不起訴処分」
が下ったら
どんな感情になるでしょうか…??
せっかくなので、
不起訴処分とは?みたいな話。
■そもそも「不起訴処分」とは?
検察が事件を捜査した結果、
起訴(=裁判にかけること)しないと決めた場合に
「不起訴処分」となります。
不起訴の理由には
大きく分けて以下の3パターン:
-
嫌疑なし:そもそも犯罪があった証拠がない
-
嫌疑不十分:犯罪の可能性はあるが証拠が足りない
-
起訴猶予:犯罪はあったが、情状酌量などで起訴しない
(本人が反省している、社会的制裁を受けた等)
これだけ見ると
別に何か問題があるようにも
思えないんですよねー
まぁ3あたりが怪しいですけどね…
とはいえ、一定必要な気もする。
さて、
■問題視されるポイント
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検察の裁量が大きすぎる
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起訴する・しないを最終判断するのは検察官のみ「訴追裁量主義」
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特に「3.起訴猶予」の判断は非常に主観的で、不透明
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政治家や有力者が「不起訴」になると、なおさら「え?なんで?」という疑念が生じやすいですね。
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説明責任がほぼない
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不起訴の理由が公開されないことも多く、国民は判断材料を与えられません。
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とくに重大事件や政治案件で「不起訴」の報道だけが出ると、不信感が増します。
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検察審査会はあるが限界も
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一応、市民が検察の判断を見直す「検察審査会」があります。
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しかし、全体として不起訴判断に対して大きな歯止めにはなっていないと言われます。
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■なぜ問題が続くのか
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検察は行政機関の一部でありながら、強力な「司法的権限」を持っている
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つまり、司法立法行政の三権分立的に見ると、
かなり領域を跨いだ歪なポジションということになる
-
しかも、日本では起訴されたら99%以上が有罪になるため、検察の判断=実質的な判決とさえ言える
■今後のあり方
これについては、
実際いろんな議論がありそうですが
たとえば:
-
アメリカでは起訴・不起訴を「大陪審」で決める制度があるらしい
=透明性・民主性の担保
-
日本でも検察の説明責任の法制化や、検察審査会の機能強化が提案されてるとか
個人的には
個別の判断にいちいち
目くじらを立てることは無いと言うか
いろんな考え方があっていいと思う。
ただ、あくまで行政府
国民の為の機関であることを考えると
「なぜそう判断したのか?」
くらいは説明されるべきでは無いか?と思う。
司法判断はやはり
「権力の行使」であることは否めないですよね
民主主義社会において
特定の機関が権力を行使できるのは
主権たる国民の暗黙の付託があるからに過ぎず
憲法に保障される個人の人生の尊重や
手続きの適正性は
当然に求められる。
制度に規定されていようがいまいが
説明責任は当然ある
といっても過言では無いのではないか?
上にあげたアメリカ以外でも
イギリスやドイツなど、G7ではほぼ全ての国に
制度があるようです。
OECD38ヵ国でも80%程度はあるとのこと。
まぁ、ざっとしか見てないのでアレですが
日本の現在の在り方が
当然全くもって理想系だとは言えない
と思うので、
時代によって柔軟に変化変容していけると
いいなーと思いますねー。
◆おしまい
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ありがとうございました‼️‼️‼️
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