皆様、こんにちは!
レースゲージ開発者の「た〜じ〜」です。
本日は車好き×自動車整備工場のブログです。
こちらの写真、ミツビシデリカD5(2023年式現行型)のオートマクーラーの画像です。
上記の車両は社用車で活躍しており、オートマチックオイルを交換しようと
リフトアップしたところ、圧送交換用のホースを接続出来るところがありませんでした。
弊社にはトルコン太郎というオートマチックオイルを圧送交換出来る機器があるのですが、
圧送交換には、ホースの接続口が必要になるため、アタッチメントを製作することにしました。
こちらは純正の新品オイルクーラーです。実際の車両のものを取り外すことで
採寸が出来るのですが、結構な頻度で使用しているため、新品を購入しました。
なかなかに高い部品です。
弊社は工業用3Dスキャナーを保有していますので、現物からデータを起こします。
上記は3Dスキャンをしたときの写真です。
リバースエンジニアリングという技術で、最近では広く普及してきました。
3Dスキャナーは品質管理にも使用、製品の公差などの検査にも
活用出来るので、アライメントテスターの品質管理にも役立っています。
↑これが、ポリゴンメッシュと言われる読み込んだ3Dデータです。
形状データを抽出し必要なアタッチメントを設計します。
↑3Dモデルの完成です。
弊社はマシニングセンターを保有していますので、モデルデータを元に削り出していきます。
出来上がったのがこちらの製品です。
裏面は純正Oリングがはまるように溝加工をしています。
Oリングを取り付けた状態です。
今回は、自社のデリカD5用のアタッチメントを製作しましたが、
様々な製作のご相談にも対応可能です。
自社用で製作しましたが、せっかくなので販売も致します。
マシニング加工品、3Dスキャン、リバースエンジニアリングなどのご相談は、
自社ホームページよりご相談頂ければ幸いです。
アライメントテスターに関するお問い合わせは、レースゲージホームページをご利用ください。
近況、ホットバージョン様の取材があり、プロジェクトに参加しております。
レースゲージ製品を含め、現場のニーズを汲み取った製品作りに励んでおります。
本日は、コーヒーブレイク、そんなブログでした。
レースゲージが皆さんのお役に立てれば光栄です。