注…今回の記事には批判的な内容が含まれています。健全なニジストの方は気分を害する恐れがあるので、ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい先日、樋口さんのTwitterフォロワー数が、7000人を突破したとの知らせがありました。

 

おめでとうございます!

 

 

 

 

これまでのペースを考えると、もう少し時間が掛かるかな~?と思いきや、まさかの8月中での7000人突破。

 

ちょっとした驚きもあったので、フォロワー数増加の理由を調べてみました。

 

フォロワーの推移が分かる、ツイプロを使ってみたところ、樋口さんのフォロワー数はこんな感じで増えています。

 

 

 

 

データの更新に時差があるので、6909人になっていますが、注目すべきは先週と今週での伸び率の高さ。

 

スパガメンバーは1週間に100人増えるのが平均値なのですが、樋口さんは今週だけで500人近くフォロワーを増やしている事になります。

 

では、この1週間で、樋口さんに何があったかと言うと…歌ってみた動画の公開ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらくは、この動画が原曲の松浦亜弥ファンや、ハロプロファンに刺さったのでしょう。

 

このカラオケ企画は10月まで毎週更新される予定なので、この調子で伸びていけば、現在の4期トップフォロワー数を誇る、松本さんの7700人を越える可能性もあるかもしれません。

 

 

 

 

 

・TIFと個人MVでフォロワーは増えたのか?

 

さて、久々にツイプロをイジったので、他の気になるデータもついでに調べてみました。

 

まずは、今月の2~4日に行われた、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』(TIF)。

 

3日間のライブでどれだけ新規ファン(フォロワー)が増えたのかと言うと、先程の樋口さんのグラフの2週前~先週の時期にあたると思うのですが、特に増えた印象はありません。

 

 

 

 

これは他のメンバーも同じで、大体似た様な伸び率(100人程度)です。

 

夏フェスにさえ出れば、どのアイドルもフォロワー数を増やすのかと思いきや、そんな甘い話ではないんですね。

 

特に4期に関しては、TIF初参加だったので、“見つかる”事を期待していたのですが…残念。

 

 

 

では、続いては全員センター企画の個人MV。

 

MVの公開で、どれだけ新規ファンが増えたのか調べてみましょう。

 

ちなみに、今月の担当メンバーは、長尾さんと坂林さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

長尾さんのグラフがこちら。

 

 

 

 

坂林さんのグラフがこちら。

 

 

 

 

MVの公開日が8/1だったので、こちらも2週前と先週の値に注目して欲しいのですが、両者共に、特別増えた印象はありません。

 

う~ん、TIFのみならず、個人MVでも、新規ファンがつかないと…。

 

一体どうすれば良いのか、万策尽きた感がありますね。orz

 

 

 

 

 

・樋口さんのTwitterから見えてくること

 

ただ、こうなると、この状況で新規ファンを増やした樋口さん凄い…という話になってくるわけですが、彼女のTwitterを見ると、興味深い数字が浮かび上がってきます。

 

それは、例の歌ってみた動画の告知ツイートなんですが、

 

 

 

 

このツイート、RT数が280回とバズっているんですね。

 

 

 

 

2回目の動画も、RT数が200回オーバーを記録している。

 

TwitterはRT数が増えれば増える程に、発信元から遠くに届く仕組みなわけで、このRT数こそが新規層にまで伝わった事実を物語っていると言えるでしょう。

 

で、ここで1つ思い出して欲しいのは、樋口さんは個人MVを既に発表しているという事。

 

その時の告知ツイートがどうだったかと言うと、

 

 

 

 

このツイートは、87回しかRTされていません。

 

これでは、スパガファンの外にまでは届かないでしょうね…。

 

ただ、動画の再生回数に関しては、個人MVの方が多いんですよ。

 

 

 

 

 

 

『White Melody』の再生回数が3.4万回に対し、歌ってみた動画は1.6~1.0万回。

 

個人MVは既存ファンが大勢見るので、再生回数は上がりますが、新規層はあまり見ていないのかなと。

一方、歌ってみた動画は見る人が限定されるものの、新規層が多く見ている事が伺えます。

 

「再生回数に比例して、新規層も増える」と考えがちですが、必ずしも、そうとは限らない…というのが、なかなか面白い発見でした。

 

 

 

 

 

・新曲が届かない時代

 

わざわざ新曲を作って、MVまで作ったのに、それよりも既存曲のカラオケ動画の方が、遥か遠くまで届いてしまうという現実は、なかなか切ないものがあります。

 

以前のブログで、全員センターが既存ファン向けの企画になる事を危惧してたのですが、

 

 

ファンの間だけでは異常に盛り上がるけど、蓋を開けてみれば、新規層を置いてけぼりにしてた…みたいな状態になる事も十分ありえるわけで、個人的にはそういうリスクも抱えた企画だと思っています。

「【スパガ】10大発表の感想」より

 

 

危惧してた通りになってしまいましたね…。

 

 

 

新曲よりも、カラオケがバズる現状を考えると、世間は思った以上に、スパガの新曲に興味がないし、求めてもいないのでしょう。

 

スパガに限らずですが、これだけ情報過多の時代になると、新曲を届けるのも簡単じゃないんだな~と思わされます。

 

限られた時間の中で、得体の知れない新曲を聴くというチャレンジをするより、耳馴染みのある既存曲を聴くというノスタルジーを選んでしまうのも、分からなくもないですからね。

 

単純に「新規層を増やす」という事だけを考えれば、既存ファンしか興味のないオリジナルアルバムを出すよりも、松浦亜弥のカバーアルバムを出した方が良かったのかもしれません。

 

 

 

…でも、だからと言って、新曲を作る事を否定してしまったら、それはスパガの未来を否定するのと同じだと思うんです。

 

それに、スパガのオリジナル曲よりも、カラオケの方が求められるのって、なんかムカつくじゃないですか。笑

 

だから、個人的には新曲を肯定したいなと思うし、新曲が届きにくい時代を嘆くんじゃなくて、そういう時代だからこそ、工夫して届ける事を考えないといけないと思うんですね。

 

 

 

で、今回の樋口さんを見て思ったのは、やっぱバズらせるのが大事なんだという事。

 

いくら再生回数を稼いでも、同じ人が繰り返し見てるだけじゃ、広がっていかないし、広がっていかないと、先細ってしまいます。

 

じゃぁ、「今回の全員センター企画で、何かバズらせる工夫してるの?」と言うと…ほとんどありません。

 

基本的に、MVを公開して終わりですからね。

 

盛り上げるのはファンの仕事なのかもしれませんが、この状況で出来る事と言えば、告知ツイートをRTしたり、MVの感想を呟くぐらいが精々でしょう。

 

しかも、肝心のMVがShort.verなわけですし。笑

 

スパガのSNS戦略は度々批判してきましたが、ここを頑張らないと、何をやっても外には広がっていかない気がします。

 

 

 

 

 

・全員センター企画に足りないもの

 

ちょっと話が飛びますが、私は最近、フィロソフィーのダンスというアイドルグループを知りまして、SNS等をチェックしているのですが、メンバーの奥津マリリさんのツイートが興味深かったので、少し紹介させて下さい。

 

奥津さんは現在、週刊SPA!の『真夏のアイドル頂上決戦』という企画に参加してまして、

 

 

 

 

まぁ、いわゆる投票企画ですね。

 

そのプロモーションの一環として、毎日水着画像をツイートしてたのですが、その結果として、3週間でフォロワーを3000人も増やしたそうなのです。

 

 

 

 

ツイプロを見ても、急激に増加した様子が分かります。

 

 

 

 

では、なぜ彼女がここまでフォロワーを増やせたかと言うと、(あくまでの私の所見ですが)理由は3つあって。

 

1つは、「#マリチチ」という専用ハッシュタグを作った事。

 

これによって、奥津さんだけでなく、メンバーや運営、関係者なども、グラビアについてツイートする機会が増えました。

 

 

 

 

 

 

 

1人だけで輪を広めるには限界があるところを、周囲を巻き込む事によって、その輪を更に広められたのではないでしょうか。

 

 

 

そして、2つめは、水着画像を毎日投稿した事ですね。

 

水着自体の引きの強さに加え、毎日投稿する事によって、ある種の非日常性・お祭り感を演出する事が出来たのではないかなと。

 

 

 

最後の3つめ、これが1番重要だと思うんですが、それは“楽しんでやる”という事です。

 

このツイートを読めば分かる通り、

 

 

 

 

彼女の投稿には、「楽しい」や「面白い」が溢れていました。

 

 

 

 

 

 

水着画像となると、セクシーさを押し出しがちですが、彼女のツイートには遊び心やユーモアがあるんですね。

 

そうした緩い空気というのが、投票企画に付き物の重苦しさを打ち消していたと思うし、楽しさを共有する事で、ツイートやRTをしたくなる雰囲気を作っていたと思うのです。

 

 

 

 

 

さてさて、話をスパガに戻しますが、奥津さんのSNS戦略を見ていると、やっぱりスパガのやり方には物足りなさを感じるわけですよ。

 

ファンがツイートしたくなる仕掛け、RTしたくなる仕掛けを、もっとしても良いんじゃないかなと。

 

例えば、曲毎に専用のハッシュタグを作って、曲の感想を呟いてもらったり。

それで感想を呟いたら、メンバーが“リプ返”or“いいね”しますよ~とかね。

 

そうしたら、新曲に興味のない人にもMVを見てもらえるかもしれないし、2回3回と繰り返し見てもらえるかもしれない。

 

例えば、Short.verじゃ物足りない人に向けて、インタビュー記事を公開したり、スパガTimesで特集したり、深堀出来るコンテンツがあっても良いと思うんです。

 

そうする事で、新曲の勢いを持続させたまま、翌月にバトンタッチ出来るかもしれない。

 

とにかく楽しい事を積極的に提案していく事で、ツイートやRTのハードルが下がっていくと思うんですね。

 

 

 

で、そういう事をしない代わりに、何をやっているかと言うと、SHOWROOMなわけです。

 

別にSRをやるのは良いんですが、SRって、いくら頑張っても、その盛り上がりがTwitterには伝わって来ないから、フォロワーは増えないんですよ。

 

それどころか、全員が同時にSRをやるせいで、Twitterを誰も更新しなくなるという…。

 

あと、目標ポイントがあるせいで、毎月ノルマをこなしている様に見えてしまうのも、良くないな~と思っていて。

 

外から見てると、プレッシャーが掛かってるみたいで、あまり楽しそうには見えないんですよね。

 

 

 

 

「Twitterをバズらせる」という観点からは、まるで逆の方向に突っ走っていて…。

 

うん、これじゃ新規ファンが増えるわけないなと思いました。笑

 

 

 

 

 

・最後に

 

今回は、フォロワー数に始まり、RT数や再生回数など、やたら数字について語ってきましたが、数字自体は別にどうでも良いっちゃ、どうでも良いんですよね。

 

数字なんて所詮は結果に過ぎないし、それよりも大事なのは過程だと思うんです。

 

「楽しい」とか、「面白い」と思えるかどうか、それが全てというか。

 

 

 

例えば、スパガで言うと、2章時代に『日本列島縦断の旅』という企画がありました。

 

 

 

 

あれも3ヶ月に渡る、長期プロジェクトでしたが、あの企画が結局どこまで結果を、数字を残したのかは分かりません。

 

まぁ、現状を考えるに、事態を好転させる程の結果は残せなかったんでしょうけどね。笑

 

ただ、個人的には、当時の3ヶ月は楽しい思い出として残ってるし、この企画を通して、メンバーの事をより知れたし、グループの事もより好きになりました。

 

もしかしたら、この時の楽しかった記憶があるから、私は今もこのグループを追いかけ続けているのかもしれません。

 

そう考えると、決して数字が全てではない、数字に現れない何かもあると思うのです。

 

 

 

今回の全員センター企画も、縦断旅の様に、メンバーの事をより知れて、グループの事をより好きになって、何より、楽しい時間を過ごせると良いな~と思っていたのですが…。

 

MVはShort.verだし、メンバーは部屋(SR)に引きこもるし…。

 

そりゃ、あややのカラオケが盛り上がるわけですよ!笑

 

カラオケとはいえ、Full.verですし、いつでも・どこでも・誰でも楽しめる。

スパガがやってるコンテンツの中で、今1番開かれたコンテンツなんじゃないですかね?

 

運営、特にクリエイティブチームには、自分達のクリエイティブがカラオケに負けてる現状に危機感を持って欲しいものです。

 

全員センター企画も、まだ残り4ヶ月ありますし、思考停止せずに、ブラッシュアップし続け、なんとか盛り上げて欲しいなと。

 

メンバーにしても、自分がセンターとしてプロモーションされる機会なんて、これが最初で最後になる人がほとんどなわけですから、後悔のない様に頑張って欲しい。

 

やっぱり、送り手が楽しんでないと、受け手も楽しくないと思うんでね。

 

運営もメンバーも、もっともっと楽しんで欲しいなと思うのです。 

 

 

 

 

 

今回は以上です。

 

最後くらいポジティブな結論を出そうと努めたのですが、無理でした。笑

 

ただの老害トークになってしまって、すみません。

 

でも、こういうブログを書くのも、自分なりに楽しんでやってる事なので、今回のテーマを体現出来てはいるのかなと。

 

少しでも「楽しい」や「面白い」と思って頂けたら、幸いです。

 

楽しみ方は人それぞれですし、運営やメンバーがどうあれ、オタクはオタクで楽しみましょう。

 

それでは。