めっきり日が暮れるのが早くなりましたね。12月22日(冬至)までは、徐々に日が暮れるのが早くなります。そんな折、夕暮れ時に空を眺めてみると・・・。
2021年12月1日17時19分
2021年12月2日17時32分
夕暮れ時の南西の空を眺めると、一際明るく輝く金星と木星の揃い踏みです。一番明るいのが金星(右)で、次に明るいのが木星(左)です。
金星は私が子供の頃、「一番星」と言っていました。「一番星見つけた」と言っては家路についた覚えがあります。お風呂を焚く薪の燃える匂いとともに、家に帰る合図でした。
金星も木星も太陽系の惑星です。惑星には大きく分けて二種類あり、主に岩石で出来ているものを地球型惑星、主にガス(気体)で出来ているものを木星型惑星と言います。
太陽から近い順に惑星を並べると、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の順となります。以前は冥王星が最後尾だったんですが・・・。
冥王星は準惑星扱いに降格させられてしまいました。長年、他の惑星とは大きく軌道がずれており、惑星と数えるに値しないと、世界中の天文学者が指摘していました。
にも拘らず、冥王星が惑星として君臨していたのは、発見者がアメリカ人だったからです。アメリカの誇りを守ると言うただそれだけの為だったのです。
ただし、冥王星は今でも存在している訳で、太陽系の一員である事は間違いないですね。水金地火木土天海冥と覚えた訳ですが、現在は、水金地火木土天海と言う事ですね。
地球型惑星は、水星・金星・地球・火星(太陽から近い順)、木星型惑星は、木星・土星・天王星・海王星(太陽から近い順)です。太陽の近くに地球型、遠くに木星型と言う事になります。
金星は、地球より内側の軌道ですので、地球から見て右側に位置している時は、明方(明けの明星)、左側に位置している時は、夕方(宵の明星)に観る事が出来ます。
それ以外では、太陽の光が強すぎて、肉眼で見る事は難しいですね。現在見頃ですよ。
実を言うと、上の写真には土星も写っています。金星と木星の間に光の点があるでしょ。これが土星です。実際は、「金木土星の揃い踏み」ですね。
いやいや、実を言うと、木星の左には海王星が、そのまた左には天王星があります。肉眼で見る事は難しいですが・・・。「木星型惑星の揃い踏みでもあります」。
たまには、夜空を眺めてみては如何ですか・・・。木星と土星を見るチャンスです。望遠鏡をお持ちの方は、土星の輪が見えるかも知れませんよ。
さてと、永らくしまい込んでいた望遠鏡を引っ張り出して、木星と土星を観察してみよっかな(どうぞ御勝手に・・・、覗きするんじゃないぞ)。しっ、しっ、失礼な・・・(図星だな)。
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