(「蘭州拉麺」からの続き)
さて、新会市から江門市に向かう事になった白楽雲一行です。
中国の行政区画は解り難いのですが、新会市は江門市の管轄なので、新会市も江門市なのです。今では新会区となっている様ですが、この当時は新会市でした。ややこしい。
だから、江門市の新会市から江門市の中心部に向かったというのが正しいのですが、如何でも良い事ですね。失礼いたしました。江門市はこの当時既に大都会です。
これより5・6年後、広州市を政府直轄市(省級)にしようとの話があり、江門市は広東省の省都候補No.1として、更なる都市開発が行われたのですが、どうなったのかな・・・。
江門市の東湖公園(遊園地)までは凡そ10km、約15分程度の道程です。この当時定番となっていましたバイクタクシーを利用する事になったのですが・・・。
私と小李が運転手の後ろに乗り込み、所謂3ケツです。女の子達は4ケツです。と言う事は運転手の野郎~、良い想いしやがって
~。くっそ~、帰りは阿漂の前に乗るんだい。
そんな事を考えてると(他に考える事無いんかい
)、うるせ~、野郎に挟まれて面白い訳ないだろ
(ま~な
)。帰りはムフフ
(まぁ~、勝手にしろや
)。
東湖公園に着きました。ショボイ遊園地だけど、彼女たちの瞳は好奇心で輝いています。
阿漂が、「何乗ってもいいの」、「おおよ」、「私、あれ乗りたい」と指差したのが観覧車です。と言っても、10m位しかない子供だましの代物ですが、「いいよ」と即答。
この当時遊園地で遊んでいる中国人はほとんどいません。貸切とは行きませんが、ほとんど待ち時間も無く、すんなり乗る事が出来ました。
二組に分かれて、私と阿漂・阿麗ともう一人の4人で乗り込んだのですが、頂上が近づいて来ると阿漂が、「害怕(恐い)、害怕」と言って、隣の女の子にしがみ付いています。
すると阿麗が何も言わずに私にしがみ付いて来ました。残念だけど阿麗では役不足です。子供にしがみ付かれてもね。座る席を間違えたぜ。でも、阿麗は何時も私の隣
。
阿漂は、「害怕、害怕」と言いながらずっと目を瞑っていました。この時、私の中で何かが目覚めたのですが、まだまだ自覚のない白楽雲です。
少し休んでいると、目の前をジェットコースターが通り過ぎて行きました。テスト走行なのか無人でした。それを見た彼女達は口々に、「あれ何、乗りたい、乗りたい」、「いいよ」。
ジェットコースターに乗り込む白楽雲一行。頂上に近づいて来ると案の定、阿漂が「害怕」を連呼。一番姐さんで颯爽としてるのに、一番怖がりの様です。そこがまたいいのよね
。
「もっと怖がれよ」と心で呟く白楽雲。自分の中にサディスティックな一面がある事に、漸く気付いたのです。この先、「阿鼻叫喚の世界が待っているとも知らずに乗り込んだ罰だ」とね。
地上へと真っ逆さまに落ちて行くコースター。阿漂どころか女の子達は口々に、「不要(いや、ダメ)~、不要~」を連呼。小李も叫んでいます。男のくせに情けないよな。へへへ。
想った通りの展開に独リほくそ笑む
白楽雲(変態、悪魔
)。何とでも言いな。自分から乗りたいって言ったんだぜ。無理矢理乗せたんじゃないもん
(可愛くない
)。
地上に到達し、物理法則にのっとって最高速度となったコースターが、不意に右カーブしたものだから強烈なGに耐えかねたのでしょう、「不要了(もう止めて~)、不要了」を連呼。
何と至福な時間なのでしょう
(悪魔
)。そう、私は仏の顔をした悪魔なのかも知れません。決して実力行使は致しませんけどね。心の奥に闇があるのでしょう。
そう言えば以前、「私を構成する成分は・・・」ってのを本名でやったら、トンデモナイのが出たよなぁ~
(そうそう出た出た
)。でも闇を抱えたものが世界を救うのじゃ(意味不明)。
多分、幼少期のトラウマ(「チマキ・・・」「謝りなさい」「女なんか…」)や営業時代に御局様から受けたイジメ、はたまた前世で犯した数々の非道の記憶が顔を出すのかも・・・。
さて、ヨレヨレになってコースターから降りた彼女達。心優しき白楽雲は飲み物を買って休ませてあげたのです(よく言うよ、まだまだ悪巧みしてるくせに
)。何を仰るうさぎさん。
さてと、次は何に乗ろうかなぁ~
(ほらね
)。あれ、数組の家族連れがコーヒーカップに乗ってるじゃん。それも楽しそうに笑いながら・・・。彼女達も観てるぞ・・・。
少し休んだら落ち着いた様ですね。阿漂が、「あれ楽しそう、恐くなさそうだし」、「じゃ~乗る?、でも大丈夫なの、無理しちゃだめだよ」、「楽しそうに乗ってるじゃない」。
解りましたよ。乗りたいんですね。乗せて差し上げましょう。そして、私を楽しませてくださいましね、へへへ
(ド変態、大悪魔
)。彼女が乗りたいって言ってるじゃん。
でも、この続きは次回(何企んでるんだよ
)。それは秘密、解った人はいますか、へへへ。
(つづく)
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