(「杭州から衢州(御眠りタイム)」からの続き)
翌朝7時に朝食を摂ると、すぐさま出発です。衢州市から更に西の常山県芳村鎮の鉱山を調査した後、麗水市まで移動せねばなりません。
しかし考えてみれば、こんなとこまで来た日本人はかつていたのであろうか。何の因果でこんな田舎町に来てしまったのか(上司の命令だろ)。
常山県芳村鎮から更に山を登って行きます。ちょいボケですが山です(見りゃ解るわい、何の山だよ)。
更に登って行きます(無視かい)。かなり高く上がって来ました。湖北省で高度計付きの時計をあげてしまうんじゃなかったと後悔する白楽雲です。
すると、前をトラックが道を塞いでいます。もう鉱山は近いとの事。農作業から戻って来たと思われるお婆さんが、嬉しそうに何か話しかけて来ました。
流石のSさんも「方言がきつくて解りません」。中国では山を越えれば別言語と言って良い程の違いがあり、特にお年寄りは普通語が話せません。
因みに普通語(プートンホワ)とは北京語ではありません。北京語は北京訛りの言葉です。でも面倒なので北京語が普通語の様に言われています。
悪路の為、ゆっくりと上がって行きます。ふと後ろを見ると・・・。
子供達が追っかけて来ます。そして追い越していきました。そして、村らしき場所を通り過ぎ暫くしてまた後ろを見ると・・・。
村人たちが、ぞろぞろとついて来ます。杖を突いているお婆さんまでいます。私達は余程珍しいのでしょう。差し詰めジャニーズと言ったところか(日本人がどんな奴らか見たかっただけだろ)。
さて、やっと鉱山に着きました。
ワゴン車に群がる村民たち。左端の兄ちゃんは踊っています。「何がそんなに楽しいの」と聞いてみたい心境です。日本からの有名人に少々興奮気味ですね。何かStarになった気分(勘違いするなよ)。
そして、その鉱山が「これだぁ~」って、つまんないでしょ。
そして、掘られた石が「これだぁ~」って、私もつまんないのですが・・・。
パイロフィライト(葉蝋石)と言う鉱物です。知らない人なら、「ただの石じゃん」と思うでしょ。 実は当時私もそう思ったのです。しかし、Sさんにはそんな事言えませんので、蘊蓄を並べ立てたのでございます。
「これを陶器の素地に配合すると焼成時の熱膨張が抑えられるんですよ、割れたりヒビが入ったりするのを押さえるんですね」なんてね。
写真も撮ったし、サンプルも採ったし、もうここには用はありません。とっとと撤収しましょう。麗水までの道のりは結構あるのです。
こんないい加減な仕事で、給料と出張旅費が貰えるんだから溜まりませんなぁ~(その内天罰下るぞ)。何ですかぁ~(聞えない振りしなぁ~い
)
(つづく)
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