今日は雛祭りですね。娘の雛祭りをしなくなってどれ位になるのだろう。


 と考えていると、お寺さんから涅槃会の案内状が届きました。涅槃会はお釈迦様の命日で本来は旧暦2月15日なのですが、現在は新暦3月15日頃に行われます。


 お釈迦さまは生前から北枕を好み、亡くなる時にも頭を北に向けて御休みになられていた事から、北枕は極楽浄土に行ける方向として、死者の頭を北に向ける様になったと言われています。しかし、死者と同じ方向に頭を向けるのは縁起が悪いとして日本では敬遠され勝ちです。


 現在でもインドのカースト上位者の多くは北枕で寝ています。インドの高級ホテルのベッドの位置はほとんどが北枕です(カースト下位者は宿泊出来ません)。インド風水(ヴァーストゥ)では北枕は厳禁となっていますが、何故でしょう。カースト下位者向けだからです。


 風水では北枕を良しとします。その理由は地磁気と潮汐力に関係します。ここでは詳しく説明しませんが、地磁気と血流による体内電流の発生を抑え、潮汐力による影響を最小限にする方向と言えます。正確には北東から北西方向に頭を向けると安眠出来るのです。


 北枕を気にしない方は試してみて下さい。北枕を気にする方は無理しないで下さいね。潜在意識に焼き付いたものは簡単には取れません。悪夢を見る事になるかもです。動物も北を頭にして眠る事を好むらしいです(確かめた訳ではありませんので間違っていたらごめんなさい)。


 ところで、地磁気と言えば近年、急激に弱まって来ているのを御存じでしょうか。その影響なのか磁気欠乏症なる症状を訴える方が増えて来ているのだそうです。また、地磁気逆転の前触れで、その途中に地磁気が0となり、人類滅亡だと騒いでいる方達もいます。


 地磁気は宇宙放射線から地球を守ってくれていますので、0になると宇宙放射線や太陽プラズマ(太陽風)が容赦なく降り注ぐ事になるのです。しかし、人類誕生から10回以上逆転していますので、滅亡には至らないでしょうが、何らかの影響はあるでしょう。


 大気がある程度防いでくれる筈です。しかし、現在よりも我々が受ける自然放射線量はかなり増えそうですね。突然変異で進化が進むかもです。古代風水研究会では、毎月空間放射線量の定点測定をしておりますので、気になる方は左にあるバーナーから見る事が出来ます。


 悪い事だけではありません。太陽プラズマが容赦なく降り注ぐと言う事は、地球上で昼夜を問わずオーロラが見られるかも知れませんよ。さぞかし賑やかな事でしょう。私は出来る事ならば、地磁気逆転が起らない様祈りたいところです。


 雛祭りの話からとんでもない話になってしまいました。おっさんの独り言だと思って御勘弁を!!