懐かしいゲームへの執着
頭で未来のことを考えながら、手は過去の日記帳を漁り、目は今を捉える。この3つの渋滞を平気な顔して行える男こそ私である。未来は過去の振り返りを参考にして形成していくと豪語する自分と、今を見つめて未来を案じる忙しない自分と、過去を見返して今を忘れる呑気な自分と、いわば自分教が絡み合った混迷ベクトルの頭脳。国でいうならマロン派スンナ派シーア派が絡み合ったモザイク国家レバノンとでもいうべきか。大袈裟か。モザイクといえば、昔ダウンタウンの松本人志がすべらない話か何かで、アダルドビデオのモザイクを消せるジョグを雑誌で見つけて、これはアカン!買わなアカン!と興奮気味につい購入して、さあいざ使うぞってなった際、モザイクは画面ごとに変わるからその都度ジョグを動かしてモザイクを消すんだけど、右手で握りしめたジュニアも動いてしまうから集中できなくて、アカンアカン、今度は右手に集中や!ってなりそっちを動かすと今度はジョグがつられて上下左右に動いてしまいモザイクが消せなくて、結局のところ「行為」に集中できないっていう話をしてたのを思い出す……。モザイクが全画面に及んだら、もっと大変な労力を費やすだろうなぁと、真剣に考えてみる1月寒いとある日。モザイク全画面ということで我々ゆとりある世代(!)がまずもって想起するのは、何と言っても遊戯王のあの名(迷?)罰ゲーム。初期の遊戯王で、たしか視界全てがモザイクになるというオゾマシイ罰ゲームを課された奴がいた。そんな拷問を、いやそれ以上に残酷な仕打ちを受けるとなると、もはや絶望しかない……。目の前が真っ暗になった……とはポケモン世代が恐れるサトシの終末ですが、目の前がモザイクになったとなれば、バグと捉えるしか方法がない。そして解決の糸口もなさそう。ポケモンは今頃思い返してみると、誠に表現が優しい。当然ではあるけど、言葉が優しい。目の前が真っ暗になった然り、「にらみつける」「なきごえ」「海パン野郎」これらは序の口ですが、正直だれでもわかりやすい表現。「因縁をつける」「ドスをきかせる」「遭難者」etc……こんなんがポケモンに表記されだしたら国外でも話題になるね。遊戯王は少年系なのに、罰ゲームがホラーちっくでそれはそれはある意味で強烈な印象を齎した。そこで(どこでだよ、と突っ込みが来そうだが)、もしも遊戯王とポケモンがM&Aとしてどちらかを吸収合併したとして、どんなゲームができるのかを考えてみた。遊戯王トレカに出てくるモンスターとポケモンモンスターの系800種類が街に出現。サトシver.ではサトシと遊戯がライバル関係であり、優しいポケモンと優しい遊戯王キャラが街に出てきてそれぞれモンスターボールで捕まえながら、お互い対戦したり協力したりして、力を上げてく。難易度は低いゆえ、捕まえられるモンスターも弱く、対戦する相手もインゼクター羽賀やロケット団員など。最終的にはカスミと真崎杏子を救うべくロケット団長を打ち負かす。次の闇サトシver.では、ペガサスから与えられたミッションをもとに闇遊戯とタッグを組み、この街を2人の支配下にするため、闇のすごくこわいつりざおでメガロアビスなどを釣ったり、街で捕まえたモンスター(進化レベル50以上で攻撃力1800以上が普通)をカードに組み込んで、闇市にある戦闘場でバンデッドキースや四天王らとデュエル開始。どんどん支配力を強めていき、最終的にはシゲルと海馬瀬人が組んだこの街の実権を握る闇組織に真っ向から立ち向かうべく、2対2で対戦する……………いやいや、絶対売れないでしょこんなゲーム。