こんにちは。
コチラは朝から曇っていましたが、午後から少し日が差してきました。
最高気温は13℃前後。
さて、サンマリノ共和国から更に足を伸ばして行ったのは、6年ほど前にフィレンツェのウフッツィー美術館で見たこの絵に関係するところでした。
それにしても、左側の婦人、顔色が悪いですね。。。。顔面蒼白。
『ウルビーノ公夫妻像』
フェデリコ・ダ・モンテフェルトとバッティスタ・スフォルツァの肖像画です。
イタリアのルネッサンス期の巨匠、ピエロ・デラ・フランチェスカにより1465年から1472年ごろに制作されたもので、ピエロは、1460年代にウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの庇護により、その宮廷と関係があり、バッティスタ公爵夫人を描いている絵画の左半分は、婦人の死後に制作されたとされているそうです。
フィレンツェのウフッツィー美術館 の第8号室にありました。
この絵の裏側。
その時の記事をリブログしますので、良かったらご覧ください。
フィレンツェのウフッツィー美術館は、ダビンチやボッティチェリなどをはじめ、名画がたくさん展示されていますが、それまで見たこともなかったこの絵の前でなにかしら感動してしばらく茫然と見ていたのを思い出します。
そしてこの絵の場面となった「ウルビーノ」という、イタリアの山間部にある城塞都市にいつか行ってみたいと思ったのでした。
今回の旅でそれが実現しました。
ウルビーノの全景はこんな感じでした。
まさに街全体が城塞。
1444年から1482年に在位したフェデリコ・ダ・モンテフェルトは傑出した傭兵隊長で、ここにこの「理想都市」としてこの街を作ったようです。
この街は、サンマリノ共和国から南南東に距離にして30km足らずなのでした。
ただ、二つの街は両方とも山間部にあるため、いったん海沿いのリミニから列車で移動し、ペーザロから別の路線バスで再び山間部のこの街までやってきたのでした。
ウルビーノの詳しい説明はコチラをご覧ください。
このウルビーノで泊まったホテルは、朝食付き。
とても居心地の良いホテルでした。
ウルビーノの動画もありましたので、良かったらそちらも。
この街は、実はラファエロの生誕した街でもあり、その辺も含め、もう少し歩いてみました。
なのでこの街のこと、もう少し続けます。
今日はラベルのこんな曲いかがでしょうか?