おはようございます!
 
こちらは朝晴れていましたが、だんだん雲が多くなってきました。
夜には雨になり、明朝は大雨になるかもしれないとの予報です。
皆様のところはいかがでしょうか?
 
さて、ロフォーテン諸島に渡り、レイネで素晴らしい景色を見たあとに行ったのは「オ:Å」というところでした。
オ:Åは、Aの上に小さな〇がついているのにお気づきでしょうか?
詳しくは知りませんが、ノルウェーなど北欧(除くフィンランド)特有の文字。
AからZの一般的なアルファベットよりも後に来る文字。
日本語の五十音の「ん」みたいなものでしょうか?
 
ノルウェーでは、島の突端、最果ての地みたいなところにこの「Å」を使った地名が使われています。
このロフォーテン諸島でも、島の西側のハズレがその「Å:オ」というところでした。
発音は、口をとがらせて一文字だと「オッ」。複数の文字の中だと「オー」と伸ばされることもあります。
途中下車したレイネから、上陸したモスケネス方向に戻る形で、このÅに路線バスで行ってみることにしました。
 
念のため、地図で位置を確認。
下の地図のロフォーテン諸島、一番下(南)が、そのÅです。
 
 
 
イメージ 36
 
 
 
 
その前に、このレイネの村の中心、本来バス停があるところに行かなくてはなりません。
先程はバスの運転手さんの計らいで、途中で降ろされたので。。。。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
先程のレイネの1時間クルーズの場所から、徒歩約5分。。。。レイネの街の中心に到着。
一応、バス停の位置を確認。
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
この日はボードーを朝早く発ってきたので、ちょっと遅めの朝ごはんを食べることに。
近くのカフェでコーヒーとシナモンロールを購入。
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
こうした、ちょっとしたものがかつてのノルウェーはそれほど美味しくなかったように思うのですが。。。。
20数年ぶりに来てみると、食生活の水準がずっと良くなっているように思いました。
美味しかった!
 
やがて、Åに向かうバスが来るバス停に行くと、おじいさん達の先客が。
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
ほぼ時刻通り、バスがやってきて乗り込みました。
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
途中、つい数時間前、モスケネスから乗ってきたのと同系統のスヴォルヴァール方面行きバスと行き違いました。
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
僕の次に目指すのはÅ。。。。。今夜遅くまでにスヴォルヴァールに到着すればいいので、余裕。
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
 
車窓を眺めていると、海岸線独特の美しい景色が。
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
 
モスケネス経由で、無事Åに到着。
ドライバーに聞いたところ、バスはここで約1時間停車し、スヴォルヴァール方面に向かうとのこと。
ということは、約1時間Å村を散策できるということ。
 
 
 
イメージ 32
 
 
 
 
村の中心部と博物館を示す表示があり、他の人々もそちらに向かって歩いていくので、僕もそれに倣いました。
(情報があまりなく、知らない土地ではこれが一番! 時々とんでもないところに行ったりしますが。笑)
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
歩いていくと、美しい鳥のさえずりが聞こえてきます。
えっ、どんな鳥なんだろ?
望遠にして見てみると。。。。
 
 
 
イメージ 12
 
 
 
 
ノルウェーの多くの家は、いまでもこの赤というか、朱色のペンキに塗られていることが多いのですが。。。
なんでも昔、この色のペンキが一番安かったからだと聞いたことがあります。
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
 
そんな家の一部にはカモメが巣をかけていました。
 
 
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
 
 
 
村の中心かつ、この最果ての地の突端近くへと向かいました。
 
 
 
イメージ 16
 
 
 
 
 
イメージ 17
 
 
 
 
今の時期、ノルウェーはこうした北部でも一斉に花が咲きだし、緑が映えます。
一年中で一番良い時期。
 
 
 
イメージ 18
 
 
 
 
博物館らしきものがありました!
 
Åにはノルウェー漁村博物館と干物博物館があるらしいのですが。。。。今回はちょっと時間が足りずパス。
 
 
 
 
イメージ 19
 
 
 
 
村の散策を続けていると。。。。タラを干してあるところが。
へぇ。。。こんな風にして干すんだぁ。。。。
 
 
 
イメージ 20
 
 
 
 
 
イメージ 21
 
 
 
 
カラカラだけど、鳥とか虫とかに食べられたリしないのかなぁ?
ちょっと不思議。
 
 
 
イメージ 22
 
 
 
 
このÅという村には、実は20数年前、もっと東のソルトランドに仕事で来た時、レンタカーを借りて一人で来たことがありました。
その時の印象。。。。。「本当に何もないところ。。。。最果ての地だぁ。。。。」
ということで、レンタカーのボンネットにカメラを置いてこの道路標識の下でタイマー撮影して自撮りしたのを覚えています。
20数年のうちに、すっかり観光地化されたのにちょっと驚きました。
 
 
 
イメージ 23
 
 
 
 
のんびりしていいところですね。。。。
レストランもあるとのことですが、先程シナモンロールを食べたばかりなので、パス。
 
 
 
イメージ 24
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 25
 
 
 
 
ふっと山の方を見てみると。。。。大規模にタラを干してあるところが見えました。
この辺ではタラ漁とそれを干して出荷する産業がまだ健在なんですね。。。。
 
 
 
イメージ 26
 
 
 
 
 
イメージ 27
 
 
 
 
このÅの動画もありましたので、ご参考までに良かったら。
 
 
 
 
あっという間の1時間。
途中、ちょっと道に迷いつつも、無事バス停に辿り着き。。。。今度はスヴォルヴァール方面に向かいました。
 
 
 
イメージ 28
 
 
 
 
バスの車窓からは、引き続き素晴らしい景色が。
 
 
 
イメージ 29
 
 
 
 
レクネスという中継点まで約59km、スヴォルヴァールまで128km。。。。
 
 
 
イメージ 30
 
 
 
約25分後。。。。さきほどのレイネの街の中心部に。
さきほど僕が乗った時よりずいぶん多くの人達が今度は乗ってきました。
 
 
 
 
イメージ 31
 
 
 
 
レイネフィヨルド。。。。車窓から。
 
 
 
イメージ 33
 
 
 
 
 
イメージ 34
 
 
 
 
しばらく行くと、大規模にタラを干してあるところも見えました。
 
 
 
イメージ 35
 
 
 
 
ということで、今朝はヴァレリー・ゲルギエフという、グルジア(ジョージア)出身の指揮者による音楽いかがでしょうか?
曲の解釈、アレンジがオーソドックスで素晴らしいと思います。それに楊枝のような指揮棒がオチャメ。爆  笑
ヴェルディの「運命の力」から序曲、ミヒャエル・グリンカの「ルスランとリュドミラ」同じく序曲、リムスキー・コルサコフの「シエラザード」から。
 
熱帯低気圧が台風に変わるかもしれず、週末G20を控えた大阪方面は様々な意味で大変そうですが。。。
まさに2025年開催の大阪万博の前哨戦だし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの警備体制、交通規制などを考える時にとても重要。
米中貿易摩擦やイラン情勢が風雲急を告げる今の時期、いったいどうなるんだろうなぁと思いますが。。。
なにはともあれ、引き続きお互い良い一日過ごしましょう。