おはよう。
今朝のこちらは久しぶりの快晴。
気温は5℃まで下がりました。
そちらはいかがでしょうか?
昨日もお伝えしたように、ウィーン最後の日を迎え、行きそびれたところなどに。
僕としては、「第三の男」の舞台になった、大観覧車のあるプラター公園や、
オーストリアの有名な陶器工房のあるアウガルテンなどに行ってみたかったのですが。。。。
なんせ、この旅の主催者は、我が娘。
最終日は、行きそびれたところいくつかの他は、お土産調達に奔走することに。
まずはホテルで朝食。
最終日ともなると、朝食ビュッフェにもようやく慣れてきて。。。。
あまり取り過ぎたりすることもなくなって、適度に適量の美味しいものだけ取れるように。
早速、朝一で王宮公園にあるお約束のシシィの像まで歩いていきました。
これだけシシィ関係のものを巡れば、我が娘も文句の言いようがないのでは? (笑)
この後、シシィ博物館のお土産売り場で、なにやら最後の買い物。
僕はあまり関係がないので。。。。近隣の土産物売り場や、デーメルの本店に。
土産物屋さんでも、アウガルテンの陶器が売っていました。
そうそう、コレコレ!
ハンガリーのヘレンドや、ドイツのマイセンに比べると、やや地味な感じもしますが。。。。
シンプルですっきりしたアウガルテンはなかなか良いと思います。
でも、結構高い。
「ウィーンの薔薇」という名前の付いたティーカップを20数年前来た時に買っているので、今回は見るだけ。
そして。。。。デーメルへ。
シシィの大好物だったという、スミレの花の砂糖漬け。
あれ?到着したのは、午前9時過ぎだったのですが。。。。。店はまだ閉まっていました。
困ったなぁ。。。。今日はお休み?それとも早すぎた?
店には、午前9時開店と書いてありましたが。。。。。
しばらくウロチョロしていると、ようやく店が開きました。
一番で入店!
向こうの人って、おおらかなんでしょうね?
10分遅れでも、そんなに悪びれる様子もなく。。。。。
「何焦ってるの?このアジア人?」っていう感じでした。
デーメルのザッハトルテもこんなにいっぱい!
小さめのものをお土産に買いました。
こちらはスミレの砂糖漬け。
やっぱり人気なんでしょうね。。。。。
ケーキも並んでいましたが。。。。。こちらも見るだけ。
ショーウィンドーで買った紙袋とともに。
台形の紫色の紙袋もとてもオシャレでした。
こうして、最後のお土産を買い、ホテルに戻ってスーツケースなどに収納。
来た時の逆を辿って空港に電車で向かいました。
ウィーンは、地下鉄駅から空港行きの電車に乗り継ぐことができ、とても便利。
空港までは、オーストリア国鉄でも行けますが、CATと呼ばれる直通の専用特急でも行くことができました。
飛行機が飛び立つ約二時間前に空港に無事到着。
チェックインも済ませ、余裕をもって飛行機に乗り込みました。
今回のオーストリア・ハンガリーの旅は、7泊9日(機中泊1泊)の短い旅でしたが、体調を崩すこともなく、充実した旅でした。(今回の旅は、ウィーン2泊+3泊、ザルツブルグ1泊、プダペスト1泊。)
全く趣味や嗜好の違う娘とも、お互い妥協しながら、喧嘩することもなく。。。。(笑)
いつまでも赤ん坊だと思っていた娘の成長も感じられました。
基本一人旅がほとんどですが、たまぁ~には、こんな旅もいいもんですね。
「第三の男」というモノクロ映画を初めて見たのはいつだったかなぁ。。。。。
確か高校生時代だったかと。
アントンカラスのツィターという民族楽器の独特の音色、オーソンウェルズの小憎らしい演技、美しいアリダ・ヴァリの魅力、迫力ある逃走シーン、わざと傾けたままのカメラワークなどにすっかり魅了された記憶があります。
第二次世界大戦が終了して余韻が残っていた1949年キャロル・リード監督イギリス映画。
この後、オーソンウェルズの「市民ケーン」という映画を観たりも。
そんな映画をまた見てみたくなりました。
ということで、「第三の男」のいくつかのシーン、いかがでしょうか?
今日は仕事納め。
2016年も残すところ今日を含めて4日ですね。
引き続き、良い師走の一日過ごしましょう。