旦那がうつ病になった時からの話を回想して書いております。
 
そろそろ10年になるので、自分の整理として。
当時、吐き出せなかったことも含めて、全部書きたいな~と今は思っている。
振り返ることだけの思い出迷子になるのでなく、
未来のために、10年というタイミングで整理しておきたい。
 
ただ、子どもには全てを知らせていないので、
今のところは匿名で書きながら整理していきたい。
 
前回にも書いたけど、
 
妊娠9か月の時に、もうすぐ子どもが生まれるよ~というハッピー感満載の時に、
突然、震えが止まらなくなった旦那。
 
晴天の霹靂とはこのことでした。
 
もうすぐ赤ちゃんが生まれる♪
ハッピー満開の時期♪
その日も友達からお祝いをしてもらっていた。
出産すると夜の宴への外出はしばらくできなくなりそうなので、
友達数名と近所の居酒屋さんで飲み会をしていた。
 
そこに一本の電話。
 
何を言ってたかは覚えてないけども、
様子が変だったことは覚えている。
おそらく、早い時間からしんどかったんだと思うが、
気を使って、ガマンして、それでも不安になったから
電話をしてきたんだと思う。
 
電話を受けて、すぐに帰ったか、しばらくして帰ったかも覚えていないが、
家に戻ると、布団にうずくまって震えている旦那がいた。
 
震えながらお経を唱えだして驚いたけど、
本人がその方が落ち着くから、ということで、
布団にうずくまってお経と唱えている旦那の背中をずっとさすっていた。
 
一体どすればいいのか?
頭の中は真っ白け。
 
いろいろ聞くが、会社での立場が変わったことで不安が押し寄せたらしい。
最初のきっかけはそれだった。
 
でも、私は、原因はそれだけじゃなかったと思っている。
 
結婚前に、若い頃にも、そういう気があったということは聞いていた。
ので、もともと、強くはなかったのだということはわかっていた。
 
でも、それは昔のことで、もう大丈夫なのだと私が勝手に思っていたので、
結婚前に話をしたはずだと言われても、
実際目の当たりにすると驚くほどの症状だった。
甘かったな。私。
惚れてしまったら、そんなものなのか。
私がアホなのか。
 
結婚前に、この結婚はやめた方がええような気がする。
と、ふと思った時があり、しばらく悩んでいたこともある。
その話を周りにしたこともあるが、よくあるマタニティーブルーと判断され、
それ以上、私自身も、ここで破断にする気も起らず、そのまま結婚。
自分で結婚を選んだ。
 
まぁ結局は覚悟が足りてなかったってことやな。と自分に反省の矢印を向ける。