ヴォイススキャンを使ってオリジナルボイトレを作りたくて、まずはボイトレを学ぼうと今の先生のレッスンを受けはじめてからボイトレ歴10年を超えてしまいました。
でも、声は人を表していてとてもむつかしく感じてヴォイススキャンの声のレッスンを作ることからは離れてしまいました。
ボイトレはいまでは私のレジャーです。
1時間のレッスンの大部分は先生とおしゃべりしていてレッスンは長くても20分程度です。でも継続して自分の身体を楽器にするにはどうすればいいのかを考えて声をだしているとそれなりに成果が出てきました。
今では高校生の時より地声は高い音域も低い音域も出るようになってきて声のボリュームも上がってきましたし、裏声はうつ病から出なかったのに最近かなり出るようになってきました。
この年になって可能性が感じられるのがとても楽しくてゆるゆるボイトレを楽しんでいます。
そして高校生の時、うつ病の時には考えていなかった声が出るか出ないかより体のどこに声を響かせるかを工夫するようになっています。
ヴォイススキャンのグラフには様々な音の高さが分析結果としてカラーグラフで表示されます。
表示されている声の高さの強弱はありますが出ていない高さはないとお客様にいお伝えしていますが、声が出ないというより、響かないだけなのではないのかと思います。
声を響かせるのには姿勢やあご、舌、喉の形、筋肉の使い方など複雑な組み合わせがあって、それを試していくと結局体と向き合うことになりました。
そこから自分を知ることもできるように思います。