【ほどなく、お別れです】
東京で実家暮らしをしている大学四年生の清水美空は、就活で連戦連敗し、三年前に始めたものの休職中だったアルバイトに復帰する。
スカイツリーのすぐ近くにある地上四階建ての葬儀場、坂東会館のスタッフの仕事だ。久々に式場へ顔を出すと、仲の良かった社員の先輩から、見覚えのない若い男性のことを教えられる。漆原という名の彼は、事件や事故絡みの遺体を「専門」とする葬祭ディレクターだった──。
全三篇+ α で紡がれる葬儀場を舞台にした物語です。
美空には感じる。見えたりもする。そんな能力の持ち主。
漆原さん、いいキャラです。彼はご遺体にまつわる複雑な事情を見抜く観察力と、抜きん出た現場対応能力の持ち主。
カッコいいのです。
そして漆原さんの親友?のお坊さん。この方はシッカリ「見える」のです。
葬儀屋さんのお話ですけど、とても優しくて、落ち着いていて・・・あっという間に読めます。こちらまで泣きたくなりました。
亡くなった方の想いと、残された方の想いをいかに上手く折り合いを付けて
送り出すお手伝いができるか。
昔と違い、ド田舎の姫地方でも、自宅ではなく葬祭場を使ってのお葬式が多くなったこの頃。
今度からもっとよく観察してみようかな?なんて・・・
また、悲しいお知らせだわ・・・
先日トイレに仲間入りしたばかりの猫ちゃん、
ダンナ君が壊した!
トイレの中で、阿波踊りでも踊ってんのかッ!って、感じ~~
「こんなの置いて置くのが悪いんダッ!!」
ってね・・・キレながら姫に報告して来たわ
でもいいの・・・
本当に狭いトイレに置いて置く姫が悪いんだから・・・
ちゃんと直したし。
ゴメンネ猫ちゃん。大切なバイオリンなのに・・
今度はちょっと睨みきかせたこの子置いておく
木炭で出来たワンコさん。消臭にもいいでしょ?
ちゃんと睨んでてね