健康診断のすすめ① | ラフィーネさんのブログ

健康診断のすすめ①

今年も区(自治体)の“無料健康診断”を受け、
その結果が先日送られてきました。

数値をチェックするついでに最初の頃の
結果を見てびっくりしてしまいました。
あまりにもひどい数字に、健診を受け病院に通う
ようになって本当に良かったと実感したのです。

T生が無料健康診断を最初に受けたのは53歳の時、
今回で7回目になります。

サラリーマンならば労働安全衛生法で年に1回以上、
定期健康診断を受けるように法律で決められています。
雇用主の義務であり検査項目も法律で定められています。

もっとも若い頃はこうしたことには無頓着で、
「仕事が忙しいのに…」と面倒なだけでした。
結果をもらっても眺めて終りだったように思います。

40代の後半にサラリーマンではなくなり、
健康診断を受けることがなくなりました。
おそらくその時以降、自治体から無料健康診断の
案内が来ていたのだと思われます。

先日も病院の窓口でこんな会話を耳にしました。
70歳前後の男性患者が看護師に文句を言っています。

「Aさん、血液検査を受けてくださいね」
「ええっ、オレこの間も受けたよ。何回も必要ないだろう」
パソコンの画面でカルテを確認しながら看護師は、
「でも1年以上前ですよ。年に1回はね……。
あら、区の健診も2年受けていないじゃないですか。
いま無料で受けられますから受診しましょうよ……」

自分の健康に関心がないというのは困ったものです。

しかし、こういう人は意外と多いのではないでしょうか?
かくいうT生もそうでしたから…。


ラフィーネさんのブログ

(日経BPnet「自分で健康を守る100の知恵」より)

ある時、区の無料健診の案内が目に留まり、
自分も老年に近づいたのでと受診することにしました。
結果はいま思うと「要医療」だったはずです。

しかし、面倒なのでほったらかし、
翌年は受診しませんでした。

翌々年に再度受診、ここから記録が残っています。
指導区分を見ますと「異常なし」「要指導」「要医療」と
3段階ありましたが、当然「要医療」でした。

医師の説明を受け糖尿病外来の受診を勧められました。
以来、糖尿病の治療を受けるようになって4年になります。
月に1度、医師と話しているうちに知識も増え、
食生活や運動のコントロールができるようになってきました。

ここで初期の健診結果にびっくりした話に戻ります。

その数値の悪さはひどいもので、判定結果を見ると
高脂血症、肝機能、糖尿病、胸部X線、尿検査が
要医療。加えて軽度の高血圧となっています。

特に糖尿病の「ヘモグロビンA1c」は「9.3」でした。
現在、薬は飲んでいますが「5.6」と正常値。
その他は中性脂肪と血糖値が少し高い程度と、
そこまで下がってきました。

これらはすべて健診を受け医師の指導を
受けるようになったおかげといえます。

ということで、年に1回の健康診断、おすすめです。
しかも多くは無料(一部低額有料)なのですから……!