勝敗の陰にある人生の妙味
今日も夜中の2時半に起きてオリンピック観戦 )^o^( 。
レスリング・吉田沙保里選手の金メダルを確認し、
なでしこジャパンのサッカー女子決勝を見ながら、
時折バレーボール女子準決勝の様子を確認する……。
いずれも目の離せない熱戦でした。
なでしこジャパン、果敢に攻めましたが、
勝利の女神は振り向いてはくれず、
いいところでのシュートが皆外れてしまいました。
でも、表彰式での自由な振る舞いは微笑ましいものでした。
コートに出てくるとき、前の人の肩に手をかけ、
表彰台のあたりでは手をつないでいました。
この振舞いにアメリカの選手達も手をつなぎ始めたほどです。
T生が若いころアメリカの選手たちに見た、
明るい憧れのアスリートの姿です。いいですね……!
閑話休題。
伊調・吉田両選手のオリンピック金メダル三連覇は
大変な偉業ですが、レスリング女子金メダルで
注目されたのは48キロ級の小原日登美選手でした。
小原選手は世界選手権51キロ級で6回優勝した実力者。
しかし、オリンピックには51キロ級はなく、
55キロ級で挑戦しましたが、吉田選手に阻まれます。
出場機会に恵まれず、一度は現役を引退。
ところが、48キロ級の選手だった妹さんが引退、
さらに銀メダリストの伊調姉も引退しました。
これを受けて、48キロ級に下げて現役復帰、
オリンピックを目指すことになりました。
年齢的(31歳)に最初で最後の機会ととらえ、
オリンピックでの金メダルという夢を結実させたのです。
(デュランタの花が満開、目を引きました)
実は、同じような意味でT生は大会前から
もう一人の選手にも注目していました。
女子柔道48キロ級の福見友子選手です。
このクラス、柔ちゃんの愛称で知られる
谷亮子(旧姓田村)選手が長年君臨していました。
福見選手はこの谷選手を2度破ったことで知られています。
特に北京オリンピック出場をかけての争いでは、
実績を買われた谷選手優位での経緯がありました。
事実、谷選手は北京で銅メダルを獲得します。
協会の判断に何も言うことはできません。
その意味で福見選手にとっては、今回、
念願かなってのオリンピック初出場でした。
T生はこの経緯を知っていただけに、
祈るような思いで勝負を見ていました。
しかし、メダルには手が届きませんでした。
勝敗は時の運とはいえ厳しい結果です。
これが人生の妙味というものなのでしょうか?
確か『老子』だったと思います。
天は事を成すような人には重い労苦を与える、
という内容の一文がありました。
福見選手は現在27歳、次回を期するのか、
今回の経験を得て別な道で大成するのか、
T生には皆目見当がつきません。
それだけに10年後、20年後の福見選手を
見てみたいと思ったのでした。
レスリング・吉田沙保里選手の金メダルを確認し、
なでしこジャパンのサッカー女子決勝を見ながら、
時折バレーボール女子準決勝の様子を確認する……。
いずれも目の離せない熱戦でした。
なでしこジャパン、果敢に攻めましたが、
勝利の女神は振り向いてはくれず、
いいところでのシュートが皆外れてしまいました。
でも、表彰式での自由な振る舞いは微笑ましいものでした。
コートに出てくるとき、前の人の肩に手をかけ、
表彰台のあたりでは手をつないでいました。
この振舞いにアメリカの選手達も手をつなぎ始めたほどです。
T生が若いころアメリカの選手たちに見た、
明るい憧れのアスリートの姿です。いいですね……!
閑話休題。
伊調・吉田両選手のオリンピック金メダル三連覇は
大変な偉業ですが、レスリング女子金メダルで
注目されたのは48キロ級の小原日登美選手でした。
小原選手は世界選手権51キロ級で6回優勝した実力者。
しかし、オリンピックには51キロ級はなく、
55キロ級で挑戦しましたが、吉田選手に阻まれます。
出場機会に恵まれず、一度は現役を引退。
ところが、48キロ級の選手だった妹さんが引退、
さらに銀メダリストの伊調姉も引退しました。
これを受けて、48キロ級に下げて現役復帰、
オリンピックを目指すことになりました。
年齢的(31歳)に最初で最後の機会ととらえ、
オリンピックでの金メダルという夢を結実させたのです。

(デュランタの花が満開、目を引きました)
実は、同じような意味でT生は大会前から
もう一人の選手にも注目していました。
女子柔道48キロ級の福見友子選手です。
このクラス、柔ちゃんの愛称で知られる
谷亮子(旧姓田村)選手が長年君臨していました。
福見選手はこの谷選手を2度破ったことで知られています。
特に北京オリンピック出場をかけての争いでは、
実績を買われた谷選手優位での経緯がありました。
事実、谷選手は北京で銅メダルを獲得します。
協会の判断に何も言うことはできません。
その意味で福見選手にとっては、今回、
念願かなってのオリンピック初出場でした。
T生はこの経緯を知っていただけに、
祈るような思いで勝負を見ていました。
しかし、メダルには手が届きませんでした。
勝敗は時の運とはいえ厳しい結果です。
これが人生の妙味というものなのでしょうか?
確か『老子』だったと思います。
天は事を成すような人には重い労苦を与える、
という内容の一文がありました。
福見選手は現在27歳、次回を期するのか、
今回の経験を得て別な道で大成するのか、
T生には皆目見当がつきません。
それだけに10年後、20年後の福見選手を
見てみたいと思ったのでした。