ひざ痛 常識・非常識
今の季節、雨上りの早朝は気持ちのいいものです。
しかも今朝は新緑のむせ返るようなにおいに包まれました。
東京もまだまだ捨てたものではありません。
ところで、みなさま、ひざの痛みに悩んでいませんか?
今回は老化が主原因「変形性ひざ関節症」の話です。
「今日は膝がしくしくと痛むから雨が降るぞ!」
若い頃に聞いた恩師の言葉……。
自嘲気味に笑いを取っていた姿が思い出されます。
老年期に入りT生も他人ごとではなくなりました。
特に若い頃元気だったという人は要注意です。
なぜなら「まだまだ壮健だ」と無理をしがちだからです。
T生もこの口で、ひざを痛めてしまいました。
健康のための散歩も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
名医と評判のM整形外科医に診てもらいました。
レントゲンの診断では相当ひざが痛んでいるとのこと。
あわてて先生の著書やその他の入門書を読んでみました。
(東京・亀戸天神の藤棚)
すると、随分と考え違いをしていることに気づきました。
ひざ痛の常識・非常識、ポイントを4つ挙げてみます。
1.ひざにたまった水(関節液)は、なるべく抜かないこと。
2.ひざへの注射には2種類あると知ること。
×:ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)は麻薬と同じ。
○:ヒアルロン酸は関節の潤滑油なのでOK。
3.痛み止めの薬(消炎鎮痛剤)は、原則として痛みの激
しいときに飲み、長期の服用はやめたほうがよい。
4.痛いからと「安静」にしているとかえって病状が悪化する。
特にM先生はステロイドを「悪魔の注射」と呼んでいました。
「麻薬と同じですから速攻で痛みは止まります。しかし、
連用していると関節・軟骨を壊し、感染にも弱くなります」
三重大学医学部整形外科の調査(1999年)によると、
60代以上の年齢になると30%以上の人々が、
変形性ひざ関節症だといいます。
つまり、加齢による筋力の衰えや肥満が原因…。
老化が主原因であり30%以上という数値を見ると、
私たちは決してないがしろにはできませんよね。
その意味でも「正しい知識が必要だな」と実感しました。
しかも今朝は新緑のむせ返るようなにおいに包まれました。
東京もまだまだ捨てたものではありません。
ところで、みなさま、ひざの痛みに悩んでいませんか?
今回は老化が主原因「変形性ひざ関節症」の話です。
「今日は膝がしくしくと痛むから雨が降るぞ!」
若い頃に聞いた恩師の言葉……。
自嘲気味に笑いを取っていた姿が思い出されます。
老年期に入りT生も他人ごとではなくなりました。
特に若い頃元気だったという人は要注意です。
なぜなら「まだまだ壮健だ」と無理をしがちだからです。
T生もこの口で、ひざを痛めてしまいました。
健康のための散歩も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
名医と評判のM整形外科医に診てもらいました。
レントゲンの診断では相当ひざが痛んでいるとのこと。
あわてて先生の著書やその他の入門書を読んでみました。

(東京・亀戸天神の藤棚)
すると、随分と考え違いをしていることに気づきました。
ひざ痛の常識・非常識、ポイントを4つ挙げてみます。
1.ひざにたまった水(関節液)は、なるべく抜かないこと。
2.ひざへの注射には2種類あると知ること。
×:ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)は麻薬と同じ。
○:ヒアルロン酸は関節の潤滑油なのでOK。
3.痛み止めの薬(消炎鎮痛剤)は、原則として痛みの激
しいときに飲み、長期の服用はやめたほうがよい。
4.痛いからと「安静」にしているとかえって病状が悪化する。
特にM先生はステロイドを「悪魔の注射」と呼んでいました。
「麻薬と同じですから速攻で痛みは止まります。しかし、
連用していると関節・軟骨を壊し、感染にも弱くなります」
三重大学医学部整形外科の調査(1999年)によると、
60代以上の年齢になると30%以上の人々が、
変形性ひざ関節症だといいます。
つまり、加齢による筋力の衰えや肥満が原因…。
老化が主原因であり30%以上という数値を見ると、
私たちは決してないがしろにはできませんよね。
その意味でも「正しい知識が必要だな」と実感しました。
