苦手意識、本当は……? | ラフィーネさんのブログ

苦手意識、本当は……?

コンプレックスとか苦手意識というのは
どうも自分で作り上げた壁のようですね。

T生はブログ担当になりましてから、
デジカメで写真を撮るようになりました。

文字だけですとどうしても読みづらいので、
テーマに沿った写真がないときは、
季節の花や風景でも入れようかと思い、
撮影するようになりました。

実はこの作業、好き好んでやっていたわけではなく、
上記の理由により、必要に迫られてのことでした。
カメラは大の苦手、撮るのも撮られるのもイヤ…!
ほとんど触ったことがなかったのです。


ラフィーネさんのブログ-ドウダン     ラフィーネさんのブログ-椿

(ここぞと咲き誇るドウダンツツジ)               (山吹の黄色、鮮やかです)

それがどうでしょう、PCのフォルダには、
現在、数千枚の写真が保存されています。
今朝ほど整理していましたら、今月だけでも、
花を18種類、約350枚の写真を撮っていました。

しかもですね、ブログに載せるからには、
花の名前を調べなければなりません。
これまたT生の苦手分野です。

美しい花を見るのは嫌いではありませんが、
これまで無関心だったので、
皆目、花の名前や生態を知らないのでした。

T生にとりまして写真を整理するということは、
名称を確認するということにほかなりません。

これらの作業、最初は義務感でやっていました。
ところが、いまは結構楽しんでいます。

では、なぜに楽しくなってきたのでしょうか?

目的は写真のストックを作ることです。
いざという時のために用意するわけですから、
行き当たりばったりでは非効率的です。

そこで歳時記を作成することから始めました。
次いで季節の花を整理します。しかも月ごとに……。
また、いつでも撮影できるように、
カメラを常時携帯するようにもなりました。



ラフィーネさんのブログ-りんご   ラフィーネさんのブログ-山吹

(姫りんごの花、初めて知りました)          (乙女椿のピンク、美しいですね)

こうなると知識も増え、アンテナが敏感になってきます。
今まで何気なく見て通り過ぎていたものが、
目に留まるようになります。
風や体感温度、天候にも敏感になります。

この感覚が新鮮で、たまらなく楽しいのです。
カメラの好き嫌いはどこかへ行ってしまいました。

歳を取るにしたがって物忘れをしたり、
感性が鈍ってくるものですが、
還暦にして逆に新鮮な感覚を覚えるのです。

何やら新しい自分を発見したようで、
嬉しくなってしまうのでした。

ここ東京は都会で喧騒の中にありますが、
意外と街中には自然が満ち溢れているのです。