幼児とスマートフォン
「ママ、スマホを貸して…?」「ダメよ…!」
Zさんの子供は3歳半ですが、スマートフォンは、
毎日、母娘ケンカになるほどの悩みの種だそうです。
「いまの子供はすぐに覚えて遊びだします。
もう夢中ですよね。貸してあげると静かになって、
1時間でも、2時間でも遊んでいます」
「最初はその間に家事ができますからいいなと…。
でも、子供はあの小さな画面に集中しているわけで、
目に良くないわけがありません」
iPad(タブレット端末)が出た当初だったと思いますが、
ネットで興味深い記事を読んだことがあります。
説明なしにiPadをいろいろな年代に触ってもらい、
どれくらいの時間で使えるようになるかという実験です。
だいたい想像がつくのではないかと思いますが、
年代が低いほど短時間で操作するようになります。
なかでも驚きは2~3歳の幼児。大人が何時間もかかるのに、
5分もしないうちにiPadで遊び始めたというのです。
YouTubeで「スマートフォン 幼児」、あるいは
「iPad 幼児」と検索をかけてみてください。
事例には事欠きません。
(kentaka4649 さんがYouTubeにアップした画面)
最近、韓国製のスマートフォンは日本でも大変な人気です。
SBS(ソウル放送)が放映した幼児のスマホ利用実態を、
『日経パソコン(2012.2.19)』で趙章恩氏が報告しています。
「多くのお母さんたちが、『赤ちゃんが泣きやまない、ぐずる、
そういう時にスマートフォンを与えると泣きやむ』という理由で、
スマートフォンで遊ぶようにさせているという」
「番組で5歳未満の幼児16人にスマートフォンと人形、
おもちゃなどから一つ好きなものを選ばせたところ、
10人がスマートフォンを選択していた」
「この番組が、脳治療専門家に依頼して、スマートフォンに
夢中になっている幼児の脳を分析してもらったところ、
右脳の活動が他の幼児よりも減っていることが分かった」
「『幼児のときにスマートフォンで脳を刺激しすぎると、
右脳の機能が衰える。落ち着かない、過剰に騒ぐ子どもに
よくある現象。……』と警告したほどだ」
これらは、かなり衝撃的な報告ですよね……!
アメリカでもiPadなどタブレット端末についてですが、
「子供によるタブレット型端末の長時間使用は、
注意欠陥障害や自閉症までも引き起こす可能性がある」
と警告する専門家がいるといいます。
もっとも、これらには反対意見もあります。
したがって、確定されたものではありません。
しかし、Fさんの言わんとするところは理解できます。
どちらかというと否定的な意見を紹介しましたが、
スマートフォンにしろ、タブレット端末にしろ、
T生は時代の申し子として肯定的に見たいと考えています。
アプリによっては幼児教育における有用性も高いわけで、
使い方のノウハウが求められているように思うのですが…?
Zさんの子供は3歳半ですが、スマートフォンは、
毎日、母娘ケンカになるほどの悩みの種だそうです。
「いまの子供はすぐに覚えて遊びだします。
もう夢中ですよね。貸してあげると静かになって、
1時間でも、2時間でも遊んでいます」
「最初はその間に家事ができますからいいなと…。
でも、子供はあの小さな画面に集中しているわけで、
目に良くないわけがありません」
iPad(タブレット端末)が出た当初だったと思いますが、
ネットで興味深い記事を読んだことがあります。
説明なしにiPadをいろいろな年代に触ってもらい、
どれくらいの時間で使えるようになるかという実験です。
だいたい想像がつくのではないかと思いますが、
年代が低いほど短時間で操作するようになります。
なかでも驚きは2~3歳の幼児。大人が何時間もかかるのに、
5分もしないうちにiPadで遊び始めたというのです。
YouTubeで「スマートフォン 幼児」、あるいは
「iPad 幼児」と検索をかけてみてください。
事例には事欠きません。

(kentaka4649 さんがYouTubeにアップした画面)
最近、韓国製のスマートフォンは日本でも大変な人気です。
SBS(ソウル放送)が放映した幼児のスマホ利用実態を、
『日経パソコン(2012.2.19)』で趙章恩氏が報告しています。
「多くのお母さんたちが、『赤ちゃんが泣きやまない、ぐずる、
そういう時にスマートフォンを与えると泣きやむ』という理由で、
スマートフォンで遊ぶようにさせているという」
「番組で5歳未満の幼児16人にスマートフォンと人形、
おもちゃなどから一つ好きなものを選ばせたところ、
10人がスマートフォンを選択していた」
「この番組が、脳治療専門家に依頼して、スマートフォンに
夢中になっている幼児の脳を分析してもらったところ、
右脳の活動が他の幼児よりも減っていることが分かった」
「『幼児のときにスマートフォンで脳を刺激しすぎると、
右脳の機能が衰える。落ち着かない、過剰に騒ぐ子どもに
よくある現象。……』と警告したほどだ」
これらは、かなり衝撃的な報告ですよね……!
アメリカでもiPadなどタブレット端末についてですが、
「子供によるタブレット型端末の長時間使用は、
注意欠陥障害や自閉症までも引き起こす可能性がある」
と警告する専門家がいるといいます。
もっとも、これらには反対意見もあります。
したがって、確定されたものではありません。
しかし、Fさんの言わんとするところは理解できます。
どちらかというと否定的な意見を紹介しましたが、
スマートフォンにしろ、タブレット端末にしろ、
T生は時代の申し子として肯定的に見たいと考えています。
アプリによっては幼児教育における有用性も高いわけで、
使い方のノウハウが求められているように思うのですが…?