外国人と保育園① | ラフィーネさんのブログ

外国人と保育園①

春の陽気に誘われて外でコーヒーを飲んでいたら、
保育園児の散歩に出くわしました。
なんとも愛くるしい姿……!
しばらく子供たちが駆け回る姿に見惚れていました。

T生も10数年、保育園通いをしたものです。
懐かしさに浸っていましたら、おりしも中国人ス
タッフのZさんと子育て奮闘記の話になりました。

Zさんは来日して7年目、日本で同胞と結婚、
3歳半の女の子がいます。
ご主人は単身赴任中ゆえ、一人で子育てしています。

異国の地での子育て、どんなことで困っているのか、
なにが大変なのか聞いてみました。



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(春うらら、保育園児の散歩風景)

「いまは会社に近い江東区に引っ越しをして、区立の保育園に通
うようになり、楽になりました。同僚(日本人)のアドバイスも
あって問題なく入所できたのです。以前、川崎に住んでいたとき
は、すぐには公立の保育園に入れず、費用の面でも大変でした」

思うように公立の保育園に入れない……!
これは、日本人も同じ問題を抱えています。
T生も共働きでしたから0歳児から保育園に入れていました。
3番目の子供の時、やはり区立に入ることができず、
1年間、私立の保育園に入れていたことがあります。

この間は家内と二手に分かれ保育園通いをしたものです。
マンションにある24時間保育のところでした。
わが子は0歳児ですから寝ているだけですが、
年長の子供たちは遊ぶ場所が狭く、かわいそうでした。

それこそ、天気が良ければお散歩に出るしか、
子供たちが駆けずり回る場所はないのです。

保育園通いで一番困ることはなんでしょうか?
いろいろ問題はあるでしょうが、T生の経験では、
子供が熱を出したりして保育園から引き取るよう
呼び出しの電話を受けることではないでしょうか。

「同僚のみなさんがお迎えの時間を配慮してくださり、
時間で帰宅させてくれますし、また、保育園から
電話がかかってきた時も快く出してくれます。
これには本当に感謝しています」

仕事の途中で突然早退するのは、
なかなか気が引けるものです。
Zさん、会社や同僚の理解があってよかったですね。

保育園の入園に関しても外国人だからという
マイナス面の話はありませんでした。
正直な感想を言わせてもらえれば、
どちらかといえば恵まれた環境だと思います。

仕事をしながらの子育て、大変でしょうが、
子供からもらうものも大きいはずです。
会社には子育ての先輩がたくさんいます。
相談に乗ってもらい、がんばってください。