お客様のご希望を優先する | ラフィーネさんのブログ

お客様のご希望を優先する

「お客様のお気持ちに沿う」
「お客様のご希望を優先する」

商売をさせていただいている以上、
当たり前といえば当たり前のことです。
しかし、一般論として、当たり前のことを淡々と
やり続けることほど難しいことはありません。

先日、たまたま総務部のSさんと話す機会があり、
なにげなく仕事の内容を聞いて驚きました。

「定期商品のお届け手配」とでも称すべきでしょうか。
毎日お客様から寄せられる変更・お休みなどのご要望を
データ化し、翌日の発送データを作成する役割でした。

理解を深めるためSさんの1日の仕事を整理してみました。
電話オペレーターから回ってきた「変更・お休みメモ」を整理、
パソコンに向かい1日の作業が始まります。

1.変更・お休みのデータ入力
2.流し込み(翌日の出荷データ―を入力する)
3.受注の確認(画面と変更・お休みなどの用紙を照らし合わせる)
4.翌日の出荷ファイルを整理する



ラフィーネさんのブログ-うめ2

ただ、これだけではその重要性が分かりにくいので、
少し説明をさせていただきます。

ありがたいことに、私どもの健康食品を定期で
お飲みいただいているお客様が数千人いらっしゃいます。
「定期」という言葉のイメージは、一定期間ごとに、
決められた商品を決められた個数送付するというものです。

したがって、一見、楽なように思われるかもしれませんが、
Sさんの話を聞くとお客様への対応はなかなか複雑なのでした。

「お客様のご希望は様々です。月1回という方もおられれば、
週1回、さらに不定期という方もいらっしゃいます。さらに、
商品内容も、個数もその時々で異なるケースが出てきます」

「病院に通われたり、ご自分では受け取れないのでヘルパー
の方がいる時間帯を指定するお客様もおられます。つまり、
お客様のご都合で毎日“変更・お休み”がたくさんあるのです」

なるほど、定期とはいえお客様のご要望は、
お一人お一人、その時々で異なるということですね。
しかも、おからだがご不自由な方もおられるわけで、
対応を誤ると大きなご迷惑をおかけすることになってしまいます。

これは確かに神経を使う仕事ですね。

ミスの確率を聞いたら、ほとんどないとのことでした。
電話オペレーターがお客様にとって表の顔としたら、
Sさんの仕事はその信用を裏で支えていたのですね。

仕事に軽重があるわけではありませんが、
会社の信用がこういうところで支えられているのだなと、
あらためて再確認したしだいです。