「よっこらしょ」は脳による腰への準備 | ラフィーネさんのブログ

「よっこらしょ」は脳による腰への準備

「よっこらしょ…」と言って立ち上がり、
「あっ、また言ってしまった! 年だなぁ……」と嘆息する。

こういう思いにとらわれる方は多いのではないでしょうか。
かくいうT生もその一人です。

中年とともにこの嘆息が始まり、そのうち気にもならなくなります。
そして、今では時折“腰痛”に悩まされるようになりました。
先日も5日間ほど背中に湿布薬を貼っていました。
ようやく「老年一人前?」なのかもしれません…(^_^;)。

ところでこの腰痛、自分では原因が思い当たらないのです。
しかも、いつもなら風呂に入り、体を温めて湿布薬を貼り、
一晩寝ればたいてい痛みから解放されていたのですが、
今回は5日間もかかってしまったのでした。



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(出典:NHK「あさイチ」11/30より)

これは捨ててはおけぬと調べてみましたら、
NHK「ためしてガッテン」の腰痛特集が興味深いので紹介します。
ポイントは3つです。

1.腰痛は日本人の80%が経験している
2.腰痛の85%が原因不明である
3.慢性腰痛患者の7割、脳内血流が低下している
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/11/30/01.html

詳しくは上記リンクをクリックしてご覧ください。
ここでは自分(多くの人)のために少し整理してみます。

病気の場合は迷う必要はありません。
医師のきちっとした治療が必要になります。
問題は、原因不明で悩んでいる人が多いという点です。

そこで、3番目のポイントが注目されます。
これだけではなんだかよく分からないのですが、
要は脳の働きが腰痛にも関係しているということらしいです。

私たち一般人は「じゃあ、どうしたらいいの?」が知りたいですよね!

「よっこらしょ」「どっこいしょ」は、脳による腰への準備となり、
腰痛予防にはとても大事な過程ということになります。
つまり、老化と悩むことではなかったんですね!

また、脳にはエンドルフィンの分泌という鎮痛システムがあります。
したがって、ストレスをためないことが腰痛予防につながり、
趣味などの自分の楽しみや散歩などの軽い運動が、
腰にも良いのだそうです。

いずれにしろ脳内血流が腰痛にも関係するというのは驚きでした。