子供のころは
親の望むいい娘
お利口な長女の仮面だったなぁ。

全然おしゃべりできなかったころを脱却した後は
優等生の仮面。

今はテキパキ仕事する会社員の仮面かな。
よき妻
よき嫁
の仮面もあるかな。

常識的な社会人の仮面とか。

仮面だらけだわ・・・
自分を隠しているんだわ・・・
と思っていたけれど、
それもこれも
自分の一面にすぎなかった。
仮面じゃなくて
そんな自分もちゃんといた
ってだけのことだったわ。


カラフルだったり
モノトーンだったり
パステルカラーだったり
原色だったり
丸かったり
とがってたり
ピカピカだったり
くすんでたり
底なし泥沼だったり
すこーんと抜けたお空のようだったり
大きかったり
小さかったり
やさしかったり
意地悪だったり

どれもほんとで
どれも自分。
隠してるんじゃなくて
演じてるんでもなくて
みんなわたしだった。



人って
多面体だもんね。
いろんないろの
いろんなかたちの
自分がいるんだわ。